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VOWの編集履歴2020/04/03 15:59:45 版
編集者:IHN-01
編集内容:内容に追記

VOW

ばう

宝島社が発行している、誤植や面白い看板など「街のヘンなもの」を集めた本。

概要

VOWというのは、「Voice Of Wonderland」の略である。

町の変な看板やスポーツ新聞のアホ写真、誤植等を集めた本。元々は雑誌のコーナーだった。

掲示板の画像スレの元祖とも言える。

元々は雑誌『宝島』の中で情報コーナーとして掲載されていたが、1980年代からは宝島でコラムを連載していたカーツ佐藤こと「佐藤克之」氏が新聞での変な名前の老人をコラムで紹介した事から、初代VOW総本部長・渡辺祐が触発された事で妙な新聞記事を紹介するようになり、さらにそれに触発され、読者からも同様の投稿が掲載されるようになった。

その為、独立企画として「新聞・雑誌の誤植や、街で見つけたヘンなもの」の写真を投稿するコーナーを作成。大人気を博した。

1987年に単行本を発行。それ以降毎年のようにナンバリングのVOWを発行しており、それ以外にも…

・漫画の中の変なものを集めた「コミックVOW」

特撮作品の中の変なものを集めた「怪獣VOW」シリーズ(※)

大阪の変なものを集めた「VOWやねん」シリーズ

・インターネットからの投稿作品中心の「まぐまぐVOW」シリーズ

2ちゃんねるの面白投稿等を集めた「2ちゃんねるVOW」シリーズ

・番外編である「VOW王国」シリーズ

みうらじゅん監修の「VOWでやんす!」

等、多くのシリーズ物が発刊された。

今現在もVOWの投稿募集は続いている。

※…これは特撮ファンからしてみれば、かなりウケの悪い内容だったそうである。

関係者

  • 渡辺祐…初代VOW総本部長
  • 古矢徹…二代目VOW総本部長。(古谷徹とは別人)

総本部長は何故かヒゲが特徴である事でも有名。

その他

宝島は10年おきに雑誌のスタイルが変わるものだった為、VOWの単行本をそれぞれ読んでみると投稿ネタの傾向が少し違ってたりする。これは読者層の変化によるものと思われる。

なお、現在は本誌となる『宝島』が休刊した為に、同じ宝島社の女性向け雑誌『sweet』とインターネットにて、VOWは展開している。

宝島がビジネス雑誌となっていた頃に、内容にそぐわない為か休止期間があった。その後コーナーとして復活するも、対象読者層が中高年が多かった為VOWネタの投稿者はその世代が多く見受けられた。

ちなみに単行本は特別コラムがあったりして、著名人インタビューも掲載されている。

初期は駄菓子のパッケージや、置き薬のブッ飛んだセンスのパッケージを沢山寄せ集めて丸ごと特集した事もある。

実は投稿されたものの中には問題となったものがあり、誤植系では「殴られた老人死ぬ」が「殴られた老人死ね」に誤植された新聞記事はその新聞社に誤植で抗議があったという裏話があったりする。

また、「コーマン記念病院」というヘンな看板があったという投稿は実は捏造されたものだった事が判明している。これは「キッコーマン記念病院」の「キ」をわざと入れずに撮影されたものだったからである。

また、レア(?)なアイテムとして大木凡人の名刺がVOWネタで紹介された事もある。

中島らもネタも定番で、ぎなた読みで「中島らも」と読めてしまうネタが少しだけ流行した。

雑誌の文通・仲間募集コーナーのVOWネタでは若き日の大槻ケンヂ筋肉少女帯)が対バンを募集していた事が発掘されたり、他にゲイ雑誌の出会い募集ではブッ飛んだ内容や、ヤンキー御用達雑誌の『チャンプロード』『ヤングオート』もDQNセンス全開のブッ飛んだ内容であった。故に、これらの雑誌は反則扱いにされてしまっている。

VOWBOY

王冠を被った変なキャラが単行本等で挿し絵のごとく各コーナーにいるが、これは「VOWBOY」というキャラクター名がある。

なお、これを描いているのは「空耳アワー」でお馴染みの安齋肇である。

関連タグ

たこぶえ 危い これ絶対入ってるよね さんりお 10倍だぞ10倍

空想科学読本 - 怪獣VOWからの派生系に近い書籍。ある事情により宝島社と袂を分かっている。

外部リンク

VOW公式サイト:こちらのサイトからネタの閲覧・投稿が出来るようになっている。

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編集者:IHN-01
編集内容:内容に追記
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