アフリカ南部に位置している国家で、王宮と議会はロバンバ、行政府<政府はムババネにあるが、国際空港や商業の中心はマンジニにある。
地理的には南アフリカやモザンビークの間に位置しており、公用語はスワジ語と英語である。
1968年にイギリスから独立。立憲君主制を標榜しているが、憲法に於いては国王(現在はムスワティ3世陛下)の権限が大幅に認められており、実状は絶対君主制による独裁国家である。
一夫多妻が認められていることもあり、先代のソブーザ2世も相当の子だくさんで、現国王のムスワティ3世もべらぼうな数の王妃と子供達を抱えており(しかも増える一方)、そのための浪費もかなりの規模になっている。
しかし、アパルトヘイト期に南アとの迂回貿易があった関係で企業の営業拠点も多く、経済的には安定している。
2018年4月19日、独立50年の記念式典で国王ムスワティ3世が国名を「エスワティニ王国」(Kingdom of eSwatini、「スワジ人の場所」を意味するシスワティ語)に変更すると発表した。