概要
ギリシャ神話に登場する岩礁の名で、『海を漂う不思議な岩が航海の邪魔をする』と伝わる海の難所である。
その名はギリシャ語で漂うものを意味するプランクトス(planktos)から取られており、プランクトンとは語源を同じくする。
その海域に迷い込んでしまうと船が壊されてしまう為に、航海の際はそのルートは避けられた。
しかし、その海域にはセイレーンの住処がある為に、歌声で魅了されて近寄ってしまい、難破する被害が絶えなかったとされる。
更には、近辺にスキュラとカリュブディスも居る為に、英雄が居なければ人々は遠洋に出る事は難しかった。
アルゴナウタイは、盲目の予言者ピーネウスをハルピュイアの襲撃から助けた際、シュムプレーガデスの岩と言う、常に激突している岩々が航路を塞いでいる事と、そこをすり抜ける方法を助言されているが、同様なものであると思われる。
創作での扱い
神話では現象や地名として登場しているが、現代の創作では海に出現する岩のモンスターと解釈されることが多い。
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そのまま目口がある海底の岩と言う姿で登場。
「ギリシャ神殿」に出現する魔神で、アトロポスの解放石(青)を所持している。
ガチャ魔神の「崩壊のプランクタイ」なる存在も居る。
「ドールのみずうみ」に出現する、脚が触手となった赤い蟹のような姿のモンスター。
眠りの状態異常を与える「さいみんにらみ」と高い攻撃力が武器。
下位種に緑色の「オログハイ」が居る。