CV:金子英彦
概要
クロスベル自治州にある聖ウルスラ医科大学の准教授で、白衣に眼鏡の優しげな風貌を持つ男性である。
薬学に詳しく優秀なのだが、大の釣り好きで、仕事を助手のリットンに押し付けて出かけるぐらいの釣りバカで、度々周囲を困らせている。なお、アーネストの主治医でもある。
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その正体は、数年前に壊滅したD∴G教団の生き残りにして幹部司祭であった(ほぼ最後のひとりと言われる)。
自らが開発し、教団が「叡智に至る」ために研究していた薬剤グノーシスの研究成果を手に、教団の発祥の地であるクロスベルに潜伏していた。
当初は灰色であった髪の色は、グノーシスを服用し続けた影響で水色になってしまった。また睡眠を全く摂らなくても活動できる身体になってしまい、そのおかげで医者の業務と併行してグノーシスの研究を行うことが出来た。
その性格は表の顔である医科大学の医師の顔とはうってかわって、かつてのD∴G教団の幹部にふさわしい邪悪さで、エステルいわく「ワイスマンの方がまだマシ」と断じるほど。
赤色の錠剤タイプの新型グノーシスを大量服用して魔人と化し、強制捜査・逮捕にきたロイドら特務支援課を返り討ち、全滅寸前に追い込むが、そこに、かつてヨアヒムとも教団で因縁があったレンとパテル=マテルが参上、援護砲撃を受けて怯んだところでロイド達の反撃を受けた末に撃破される。
最期は自らの意識を取り戻すものの、グノーシスの副作用により身体が崩壊、意味深な言葉を遺して死亡・消滅した。
ヨアヒムのSクラフトはラスボスとして文句ない威力を誇るが、名前が「超攻刃魔道剣(ちょうこうじんまどうけん)」・そして「罵斗流怒愚魔(バトルドグマ)」と、歴代軌跡シリーズのラスボスのSクラフトと比較しても最悪とも言えるネーミングセンスである。