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概要

ゲゲゲの鬼太郎』シリーズの主人公・鬼太郎と、その仲間の妖怪・猫娘の男女カップリング。

原作

猫娘はほぼ全媒体を通して鬼太郎のガールフレンド、幼馴染とされているが、明確に恋愛関係に発展したことはない。
公式資料の多くで、「猫娘は鬼太郎に密かな恋心を抱いている」との記載がある。猫娘自体、アニメ版から逆輸入する形でキャラクターが膨らんでいったところがあり、原作本編で踏み込んだ描写は見られないが、猫娘が時折好意を見せる描写はある(『めんこ天狗』『国盗り物語/妖怪大口の巻』)。

猫娘の初登場エピソード『猫娘とねずみ男』では、懐が寒く空腹な猫娘に対して鬼太郎がラーメンを奢り、協力を要請。インチキ宗教で病人や貧乏人から金を巻き上げていたねずみ男を懲らしめた。
『妖怪危機一髪』『墓場の鬼太郎 妖怪小学校の巻』では「2人は妖怪小学校で同級生だった」という言及がある。

墓場鬼太郎(鬼太郎夜話)

寝子は鬼太郎シリーズにおける猫娘のルーツとなったキャラクターである。鬼太郎は彼女に想いを寄せていたが、ニセ鬼太郎とねずみ男の策略で命を落とす。
蘇らせるために目玉おやじが地獄へ迎えに行ったが、現世で生きていくのは難しいからと自ら残り、ニセ鬼太郎に復活の権利も譲った。

リメイク作『ねこ屋のきょうだい』ではニセ鬼太郎と寝子は兄妹という設定となり、変化の呪縛からも解放され、鬼太郎とニセ鬼太郎も和解する。


田中ゲタ吉シリーズ

11月×猫娘(ゲゲゲの鬼太郎青春時代)


まずは『続ゲゲゲの鬼太郎/猫娘の巻』に出てきた方から解説するが、どこか色情狂的な部分を持つ。
長らく疎遠だったゲタ吉と学業の途中で再会した猫娘は、積極的な形で同棲を始めるも、アパートにはすでにねずみ男が居候していた。これが気に入らなかった猫娘は、ねずみ男を排除するために魔女の始末屋を雇った。
しかし猫娘の不運とミスが重なり、最終的に猫娘は魔界に連れ去られてしまう。
その後ゲタ吉たちが猫娘を助けに行った描写もなく、完全になかったこととして扱われたまま『スポーツ狂時代/野球狂の巻』『挑戦シリーズ/地上絵の秘密』には別人と思われる猫娘が登場。こちらでは2つ結びである。


アニメ版

時代の流れに合わせて様々な変化を遂げてきたアニメシリーズだが、2人の関係も作品ごとに違いが見える。
以下、シリーズ別の詳細を記載する。

1期(60's)

鬼太郎(声-野沢雅子) 猫娘(声-山口奈々

1期の猫娘は『猫娘とねずみ男』にのみ登場するゲストキャラ。元作品は原作『猫娘とねずみ男』。
アニメ化に際して話の内容が大きく変化したエピソードだが、猫娘の出番に関しては原作とほぼ同様のため詳細は省く。


2期(70's)

2キタネコ


鬼太郎(声-野沢雅子) 猫娘(声-小串容子

猫娘がレギュラーキャラに昇格。1期と同一妖怪とみなすかどうかは人によって分かれる。
猫娘は鬼太郎を異性として意識しているようで、『怪自動車』にて鬼太郎に「猫ちゃん」と呼ばれた際は上機嫌になり、目玉おやじを「お義父さん」と呼んだ。
また、怒る鬼太郎を優しくいさめるなどこなれた雰囲気を醸し出すシーンが多い。反面『幸福という名の怪物』では、結果的に騒動の片棒を担いでしまった猫娘を鬼太郎が叱る描写も見られた。


3期(80's)

主に鬼太郎30


鬼太郎(声-戸田恵子) ネコ娘(声-三田ゆう子

同年代の幼馴染で、ネコ娘は鬼太郎に明確な恋心を抱いている。一方、天童ユメコという人間のヒロインが登場し、彼女にデレデレしている鬼太郎を見てやきもきしながらも世話を焼いている。

鬼太郎もユメコちゃん一筋かと思いきや、ネコ娘からのアプローチに赤面するシーンはそこそこ見られる。『悪魔ベリアル』で戦いに赴く鬼太郎にネコ娘が行った「勝利のおまじない」と、『ケ・け・毛!妖怪大髪様』で髪を失ったネコ娘が「お嫁に行けない」と嘆いていたのを「行くところが無ければ僕が貰ってやるよ」と励ました。
EDで2人が仲良くステップを踏む姿もかわいいと評判であり、後述の6期ではオマージュされた。


4期(90's)

鬼猫。


鬼太郎(声-松岡洋子) ねこ娘(声-西村ちなみ

兄妹のような関係を築いており、仲睦まじいシーンや、鬼太郎が敵からねこ娘を守る描写などが多く見られる。姥ヶ火から「カップル」だと言われたことも。
『悪夢!妖怪地獄』では、妖怪ノイローゼに陥ってしまった鬼太郎のケガの手当てとしてねこ娘が巻いたハンカチが、ノイローゼを克服するキーアイテムになる。
また彼女に危害を加えた敵に鬼気迫る勢いでそこらに落ちていた鉄パイプを叩きつけるど、他の仲間妖怪と比べても特に「護るべき存在」と認識しているのは確かなようだ。

憑依のねこ娘

センシティブな作品


「あたしのこと…もっと好きになってよ…鬼太郎…」

『髪の毛地獄!ラクシャサ』にて、ねこ娘がインド妖怪・ラクシャサに取り憑かれ、大人の美女となった姿である。腰まで伸びた長いウェーブヘアが特徴。
「自分はずっと子供の姿のままなんじゃないか」という不安と劣等感を鬼太郎抹殺のために利用され、理想の姿となった自分を誇示し、怪しげに鬼太郎にせまる。
ねこ娘の内面と鬼太郎とねこ娘の絆に焦点が当てられたこの回は、現在でもアニメ全期を通したキタネコ要素の集大成と名高く、4期のねこ娘を象徴するエピソードとして取り上げられる機会が多い。


5期(00's)

鬼太郎log(16)


鬼太郎(声-高山みなみ) ネコ娘(声-今野宏美

今期ではネコ娘が人間社会とのパイプ役を担っており、鬼太郎とともに行動することが多い。
ネコ娘は鬼太郎に強い恋愛感情を持ち、積極的にアプローチを仕掛けたり彼に近付く者に嫉妬心を燃やす描写は枚挙にいとまがない。そんな彼女に対しのんびり屋の鬼太郎は押され気味…というのがおなじみの光景である。その一方で敵妖怪と戦う運命にある鬼太郎の身をかなり案じており、戦闘力の低さゆえに自分が戦いに貢献出来ないことを気にしている。
鬼太郎も鬼太郎で彼女のことを大切には思っているようで、ピンチの際はいち早く駆けつけている。また親友を倒した鬼太郎への復讐を目論んだ雪女に対しては、「ネコ娘が同じ目に遭ったら同じ怒りに襲われるに決まっている」と彼女の凶刃を受け入れた。
お互い「危険な目に遭ってほしくない」と思っているが、ままならないのもまた2人の関係の魅力の1つである。

『墓場鬼太郎』

笑って


鬼太郎(CV:野沢雅子) 寝子(CV:中川翔子

おおむねは原作通りだが、寝子も鬼太郎を想っていたことが示唆されており、地獄に鬼太郎が迎えに来た際は、面会しなかったものの涙を流した。


6期(10's)

センシティブな作品


鬼太郎(声-沢城みゆき) ねこ娘(声-庄司宇芽香

幼馴染であり、互いに大切な仲間でだと思っている。
しかし鬼太郎は女性に対し恥じらいの心をまるで持っておらず、だがネコ娘が幼児化した際は、過保護に接する様子が見られた。
対してねこ娘は、鬼太郎に想いを寄せている。初期こそ鬼太郎にクールな態度をとっていたが、それでも助けられたりすると頬を赤らめることも多かった。2年目以降は素直に好意を表す場面も増えたが、空回りして落ち込んでしまうこともしばしば。
本作ではねこ娘の戦闘能力が高く、戦闘でも息の合った連携を見せている。しかし鬼太郎は「ねこ娘を守りたい」、ねこ娘は「鬼太郎の力になりたい」という思いが先走り、無謀な行動に出ることがある。その結果、相手を悲しませてしまうことも少なくない。
鬼太郎への本音は『妖怪いやみの色ボケ大作戦』および『まぼろしの汽車』で語られることになる。


実写映画

鬼太郎(演-ウエンツ瑛士) 猫娘(演-田中麗奈

猫娘は50歳下の鬼太郎に想いを寄せているが、鬼太郎の方は猫娘が目玉おやじを「お父さん」と呼ぶのを嫌がり、人間の比良本楓(第2作に登場)の方に惹かれる。

異聞妖怪奇譚

鬼太郎(声-松本梨香) 猫娘(声-宮村優子

ほぼ原作準拠。ただし、猫娘はより露骨に好意をアピールしてくる。
本作の鬼太郎ファミリーは妖怪パソコンや妖怪携帯電話を操る現代的な一面が描写されており、猫娘もねずみ男から妖怪携帯電話をせしめて鬼太郎にプレゼントする。


妖怪千物語

お花見デート


低年齢層向けの作風ということもあり、二人の関係性に強く焦点が当てられているわけではないものの仲は良好。
5期開始後は実質的に5期のコミカライズ作品となったが、鬼太郎がネコ娘に対して冷たい対応をする描写はない。


松本しげのぶ版

コロコロ版鬼太郎!!いいですぞ~♪


「原点に立ち返り、単独で戦う鬼太郎の姿を見せたい」という作者の意向により、ねずみ男を含む鬼太郎ファミリー全体の出番が少なめである。
人間側の主人公の少年・ゆうたは猫娘について「鬼太郎さんのガールフレンドかな?」と言っているが、あくまで猫娘のキャラクター紹介という趣が強く、恋愛描写は特に見られない。他の妖怪も交えて一緒に遊ぶシーンが少しある程度。


ブラック鬼太郎の野望

ブラック鬼太郎の野望


鬼太郎(声-佐藤利奈) ネコ娘(声-佐藤聡美
ブラック鬼太郎(声-岡本信彦) 黒猫娘(声-原田ひとみ)

鬼太郎とネコ娘に関しては従来と同様。
ブラック鬼太郎と黒猫娘は、鏡じじいがかつて自分を地獄に送った(本編では、鬼太郎は悪事を働く妖怪を地獄に連行している)鬼太郎へ復讐するために作り出した鬼太郎とネコ娘の模造体。鬼太郎を倒し「唯一無二の【鬼太郎】」となることに執念を燃やすブラックと、そんな彼に付き従う黒猫娘という主従関係である。
黒猫娘は鬼太郎に「あいつのために死ぬんじゃなくて、あいつのために生きてはどうだい」と諭されるが、鬼太郎との一騎打ちに敗れて地獄の底へ落ちていくブラックに最後まで連れ添い、唇を重ねながら共に消えていった。


関連タグ

ゲゲゲの鬼太郎
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表記揺れ

鬼猫

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