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「薬飲んで、寝ろ。」

概要

福岡市を中心に調剤薬局やドラッグストアを100店舗以上展開している創業100年超えの老舗企業、大賀薬局の公式ヒーロー。福岡の平和維持、残薬問題の啓蒙=薬育が使命。

その正体は大賀薬局5代目社長・大賀崇浩(ヒーローショーでのオーガマンCVも担当している)。

2019年10月10日、ホームページを見たファンによってキャッチコピーがバズり、翌日公式ツイッターを開設する。

薬剤戦士ではなく、薬剤戦“師”

オーガマンは「戦う薬剤師」なので、文字としては「師」を用いる。

残薬問題とは?

ずばり、「処方された薬を飲み残す」こと。

医師から処方された薬は、本来「すべて飲み切る」ことを前提として処方されるため、症状が改善されてもキチンと飲み切ることが重要とされる。

しかし多くの人(特に中更年や高齢者)が「もう治ったんだし、飲まなくていいよね?」と、症状が改善された途端に勝手に服用を中断してしまい、年間500億円という医療費が無碍にされてしまっているという。

この飲み残しが、日本の医療費問題はおろか、国家予算への負担にも連なる重要な問題となっている。

単に医師が患者へ薬の出す数を減らせばいいというだけでなく、実は患者の中にも「処方箋が出ないことを不満にする」という薬品信望者が一定数いるため、病院も出さないと患者が納得してくれないというジレンマを抱えている。

また高齢者の場合、歳を重ねるたびに唾液の量や嚥下の力が徐々に下がっていくため、一度にたくさんの薬をのむことが難しいことも、残薬問題の一因となっている。

同時に日本の医学界にも「患者が欲しがるんだから好きなだけ処方してやれ」と、本来必要な量以上の処方箋を渡して利益にする悪習が根強く残っており、単に患者の意識改革で済む問題ではない側面も提起されている。

基本スペック

パンチ力200t
キック力400t
武器オ-ガバスター
備考ブルーアダマンタイトによる超エネルギーの行使(主に治療行為)

必殺技は、注射器型の小型キャノンに特製の錠剤を装填して放つ「オーガキャノン」。

また、雑魚を一掃する手段として体温計型の小型爆弾を複数所持している(手裏剣のように投擲して使用する)。

パッと見ではよくわからないかもしれないが、具体的には全平成ライダーの最強フォームと同等にタイマンが張れるという文字通りのチートスペック

彼の平成最後の魔王ライダー最強フォームよりその数値で優るといえば、どのくらいえげつないかご理解いただけるだろうか。

超鉱石「ブルーアダマンタイト」によるエネルギーを治療・滅菌に使用して、あらゆるケガや病気を治したり、薬効を高めることが出来る。上腕部・手首・足首・腰のバックルにブルーアダマンタイト製のプレートがあり、ここからエネルギーを発して殺菌バリアーを生み出す。また足首のプレートからは常時滅菌エネルギーが発生しているため、歩くだけで周囲を抗菌空間に変えてしまう。

このブルーアダマンタイト自体、ダイヤモンドの100万倍の硬度と星々のエネルギーを凝縮したかのような膨大なエネルギーを蓄積しているため、バックパック化されたメインシステムユニットと冷却装置でセーフティーを掛けておかないと危ういという、かなりトンチキな代物だったりする。

しかもまだ手加減しているらしく、襟に付いている変身ボタンを(おそらくは頭部のバイザーホーンを下げて戦闘態勢になった状態で)押すことによりリミッター解除が可能。

「ドゲンジャーズ」にて、謎の力を手に入れて大幅にパワーアップした悪の秘密結社社長・ヤバイ仮面と本気で戦えば福岡県が消し飛びかねないというから、想像を絶するパワーの持ち主である。

なんなのこのバーサクヒーラー……。

出演作「ドゲンジャーズ」でも、株式会社『悪の秘密結社』からは一番ヤバいヤツと恐怖の対象にされている。

弱点は「特殊能力が治癒特化」「(現時点では)近接戦闘用武器を持っていない」こと。ほか、上述のバックパックでエネルギーを制御している関係上、制御装置が破壊されるとスーツが機能不全を起こし、最悪の場合暴走してしまう(と、公式サイトに明記されている)

特殊能力を込みで考えれば、おそらく劣勢に立たされるだろうが、素のスペックだけでの格闘戦なら、ニチアサヒーローすら超えてみせる勢い。

何より怖いのは、これだけのオーバースペックを持つトンデモなスーツを、地方企業の社長がポケットマネーで開発していることであろう。

修羅の国のローカルパワー恐るべし。

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