1ガンダム
あいがんだむ
機動戦士ガンダム00の公式外伝「ガンダム00P」と「ガンダム00I」に登場するイノベイド専用モビルスーツ。ラスボス機であり主人公機。
概要
本来この機体はイノベイドによる武力介入プランの為に開発されていたが、実際には組織の選抜した人間のガンダムマイスター達による武力介入の実行が決定した為にお倉入りとなっていた。
汎用機として開発された為か構造に特筆した点は無いが、第三世代ガンダムと比較しても高い火力を誇る。本機の特徴は腕部(肘)の大型GNコンデンサーに集約され、その粒子供給量の多さにより強力な粒子ビーム兵器を使用できた。
一方で割と標準的な兵装を採用しており、腕部マウントのGNビームサーベルやGNビームライフルの他、エクシアの物と酷似したGNシールドも使用する。
0ガンダムのGNフェザーも継承しているが、擬似太陽炉で使用した場合は炉が焼き切れるほどの多大な負荷が掛かる。
同時期、本機に加えて「GNキャノン」という異なるイノベイド用MSが開発され、1ガンダムとのセット運用も想定されていた。
本機を基にアルヴァアロンが開発され、さらにそれを流用して1.5ガンダムへと改修される。またリボーンズガンダム(正確にはオリジン)は本機とGNキャノンの設計を統合して開発され、マニピュレーターの意匠も継承されているのが見て取れる。
「00P」の終盤で登場し、奪取した太陽炉を搭載して自らを探り当てようとするガンダムマイスター874の抹殺を企てたがグラーべ・ヴィオレントの乗るガンダムラジエルに敗れ、太陽炉も奪還された。
その後、アレハンドロ・コーナーがアルヴァアロン開発に用いていたプラント内に保管され、「00I」では疑似太陽炉を搭載して再起動される事になる。