ミツルギ(このすば)
みつるぎ
概要
カズマ同様、日本から異世界転生してきた青年。本名・御剣響夜(キョウヤ)。クラスはソードマスター。異世界への転生時にアクアに貰った魔剣・グラムを携えた、正義感の強いイケメン。
しかし、典型的なバトル漫画の主人公のような性格だが、人の話を聞かず、相手の事情を考えないタイプで、自分に酔っているナルシスト的な側面も持つ。
街を歩いていた中で偶然にもアクアを発見し、カズマのアクアに対する待遇の悪さに憤慨。一方的に言い掛かりをつけているが、何も無いも同然の状態で、その日の宿代を稼ぐ事にも苦労しているカズマとは対照的に、最初からチート級の強さと装備を持っていて苦労知らずな日々を送っている響夜の上から目線での物言いは、カズマ本人からして見れば説得力の欠片も無く、ただウザがられるだけだった。
そしてアクアだけでなくめぐみんやダクネスまでカズマから引き抜こうと勧誘するのだが、「今よりも上等な装備を何でも買ってあげるよ」というまるで女子高生に援助交際を求める中年親父みたいな誘い文句だった為、当のアクアは「本気で引くくらいヤバい」とドン引き。ドMのダクネスですら「無性に殴りたい」と言い、めぐみんに至っては「撃っていいですか」と爆裂魔法の使用を躊躇しようとしなかった程に評価は低い。
それでも引き下がろうとせず、しつこい響夜に対し、カズマはアクアのパーティ移籍の権利を賭けて勝負を挑んだものの、響夜はカズマから不意打ちを喰らってあっさり敗北し、愛剣を売却された。
その後、カズマを糾弾する裁判が起こった際は、以前の事に関して根に持つような真似はせず、公正な意見を言っていたのだが、自身の取り巻きであるクレメアとフィオの二人が、以前の決闘の件でカズマを逆恨みしていた結果、結局窮地に陥れてしまうに至っている。