猿飛ミライ
さるとびみらい
CV:合田絵利
概要
三代目火影猿飛ヒルゼンは父方の祖父であり、猿飛木ノ葉丸とは従兄妹同士である。
名前の初出はTHELASTのオフィシャルムービーガイドBOOK「秘伝・列の書」で、同作では幼子として登場した。
第二部で紅が身籠っていた子であり、第四次忍界大戦後に誕生したと考えられる。
性格は生真面目かつ純粋。趣味は地図や図鑑を読むこと。
下忍時代は父の部下だった奈良シカマルに師事しており、彼のことを非常に尊敬している。一方、その妻で自らの風遁の師であるテマリのことは非常に恐れ、息子で弟分の奈良シカダイについては彼の面倒臭がりな性格に手を焼いている(ミライ自身はそれがシカマル譲りであることを知らない)。
700話(最終話)の時点では中忍になり、七代目火影になったうずまきナルトの護衛を務めている。生まれる前に亡くなった父アスマのことは尊敬しているようで、任務前に遺影に手を合わせてから向かうようにしている。
小説「木ノ葉新伝」でははたけカカシ、マイト・ガイと共に主役を務める。能力も資質も申し分ない優秀な忍ではあったが、「なぜ自分は忍になったのか、なぜ忍を続けているのか」と、忍としての在り方に日々悩み続けていた。その悩みを察していたナルトの配慮で、カカシとガイの温泉旅行に付き人として同行することになった。
戦闘スタイルは父が使っていた火遁・風遁忍術と形見のチャクラ刀を併用した体術、母直伝の幻術を用いた万能型で、固有の術に性質変化・形態変化と体術を組み合わせた「風遁・旋風拳」を持つ。
アニメ版「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」では、第38話で初登場。
スリーマンセルの組み合わせ変更の直訴状をナルトのもとへ届けようとしているボルト・サラダ・ミツキの前に立ちはだかり、橋の上でボルト・サラダと交戦(ミツキは落ちそうになった橋を支えるために参戦せず)。
体術のみでボルトを圧倒し、まだ未熟とはいえ写輪眼を開眼しているサラダに幻術をかけるなど、2人に実力の差を見せつけて追い返そうとする。しかし、駆け付けた木ノ葉丸とミツキの助言で自分らしさを取り戻したサラダとボルトの連携プレーの前に敗れ、突破を許してしまう。この時、橋から落ちそうになったところを木ノ葉丸に助けられたが、橋にぶら下げられた状態のまま忘れられてしまっていた。
なお、一回りほど歳が離れている木ノ葉丸のことを呼び捨てにしており、ボルトとも面識がある模様。