概要
ベラトリックスら黒姉妹の父親であり、当時の分家ブラック家の当主。
ちなみに当時の本家当主はオリオン・ブラックであり、こちらシリウスら黒兄弟の父である。
シグナスの姉ヴァルブルガは本家のオリオンに嫁ぎ、兄アルファードは結婚せず死亡したためシグナス が家督を継いだ。
ブラック家の家系図に基づけば1938年生まれとなり、爺世代のかなり後期(リドルの後輩のオリオンの後輩のアイリーン・プリンスより更に年下)となる。
しかし、それだと妻ドゥルーエラ・ロジエールがベラトリックスを産んだとき彼は13歳という計算になる。
まぁ、あり得なくはないが……。
作者は算数が苦手だと公言しているので、何らかのミスかもしれない。その場合は姉ヴァルブルガや兄アルファードと同じぐらいの在学時期(リドルと2、3年差)と考えるのが妥当だろう。
妻のドゥルーエラはロジエール家。よってグリンデルバルドの信奉者ヴィンダ・ロジエールの娘の可能性や、親世代の死喰い人エバン・ロジエールの母である可能性がある。
作中では名前も描写も全くなく、ベラトリックスらの父という事実以外は不明。
ただし、孫娘デルフィーニの髪に青や銀が混じっていたことから、シグナスあるいはその妻ドゥルーエラは青髪や銀髪であった可能性がある。
これはデルフィーニの両親(リドルとベラ)はともに黒髪であり、父方の祖父母(リドル・シニアとメローピー)も黒髪だったからである。
次女のナルシッサも銀髪だし。
ちなみにナルシッサはブラック家なのに星座から名前が取られていない。シグナス13歳の父親説も相まって、なんとなく闇深な感じがする一族である。
二次創作ではオリオンと共に描かれることが多い。