概要
ナムコより発売されたアクションゲーム。第一弾はアーケードゲームで発売され、 ファミコンやパソコンなどに移植された。
続編となる第二弾はファミリーコンピュータ専用として発売された。
ドラゴンバスター
「ドラゴンバスター」は1985年にナムコが販売した業務用任意横スクロールアクションゲーム。1987年にファミリーコンピュータやX1、PC-88、FM77などに移植された。
2020年8月から配信予定の『NAMCOT COLLECTION』の第二弾配信タイトルに本作が含まれている。⇒公式サイト内タイトル一覧
主人公「クロービス」を操作し、ドラゴン山のドラゴンを退治し囚われた王女「セリア」を救出するのが目的。
4方向レバー、剣ボタン、アイテム使用ボタンを使用する。ライフ制。
レバー下でしゃがみ、上でジャンプする。また2段ジャンプが可能であるが、4方向レバーであるため斜め上にジャンプするのが難しい(ファミコン版では斜め上に入力可能に改変)。2段ジャンプもレバー受付がシビアで入り辛い。ジャンプ中にレバーを下に入力して剣ボタンを押すと「兜割り」、2段ジャンプ中なら「垂直斬り」という強力な技が出せる。
アイテムボタンでは取得したスクロール(巻物)の数だけ火球を飛ばせる。ファミコン版や、その移植版ともいうべきMSX2版では火柱や電撃などのアイテムも追加されている。
また、ファミコン版はアイテムの日記帳を入手すればコンティニューが可能になる。
余談
制作者は自キャラが常に剣を右手に持った状態にしたかったのであろう、左を向いているときは至って普通だが、右を向くと自キャラの顔は左右反転なのに、体は背中を向けているという、正しく捻じれ状態となる。なので、右向きの姿は首がほぼ直角に右を向いた状態で前進していることになり、パッと見はともかく、よく見ると違和感がある。
ファミコン版とMSX2版では単純にキャラ全体の左右反転になっているので問題ない。
関連動画
バーチャルコンソールアーケード版 紹介動画
NAMCOT COLLECTION版 紹介動画
ドラゴンバスターⅡ 闇の封印
「ドラゴンバスターⅡ 闇の封印」は1989年にナムコが販売したファミリーコンピュータ専用ゲーム。
前作の続編であるが、それよりも前の時代が舞台となっている。
主人公「カール」がドラゴンキングに奪われた「正邪の剣」を取り戻すのが目的。
見下ろし型、任意全方位スクロール。ダメージ&残機制。ダメージを受ける毎に自キャラの服の色が変化し、計4回ダメージを受けると1ミスとなる。ダメージは泉やアイテムで回復、ダンジョンクリアで全回復。
前作の武器は剣であったが今作は弓矢で弾数制。矢が尽きると何の攻撃も出来なくなるが、矢はダンジョン内に落ちており補充が可能。
どのダンジョンに入っても殆ど違いが無い、ダンジョン内ではBGMが存在しない、敵の出現率が前作より圧倒的に少ない(仕様上しょうがないが)など、その冗長さゆえに今作はクソゲー呼ばわりされている。
見るべき点は唯一、弓矢を壁に反射させて攻撃できることであるが、敵が只管こちらへ向かってくるので利用する機会はほぼなく、擁護のしようもない。