概要
アイヌの成人男性。釧路近辺のコタンの出。額に巻いているマタンプㇱ(アイヌの鉢巻)がトレードマーク。名前の意味は「角がついている」で、子供の頃に鹿の角をつけて遊んでいたことに由来する
姉畑支遁の事件で登場する。姉畑は、偶然に出会った谷垣源次郎の油断をついて、銃を盗み、その銃で動物を汚しまわっていた。
キラウㇱは、二瓶鉄造とは知り合いで、ともに狩りをしたこともある。このため、谷垣が持っていた二瓶の銃も見知っており、このため、谷垣を動物惨殺の犯人と誤解し、他のアイヌ猟師とともに、谷垣を追いかけ回すこととなる。後に、姉畑の行為を仲間のアイヌと共に目の当たりにしたため、誤解は無事に解け、谷垣とは和解する。
キラウㇱの登場はここだけかと思われたが、その後、住んでいるコタンが蝗害にあって困窮してしまう。キラウㇱは、食い扶持を稼ぐために、釧路の漁場にシシャモ取りの出稼ぎに来ているところを土方一行と出会う。そして、土井新蔵との戦闘に巻き込まれてしまう。
その後は、土方たちに雇われたようで、一行とともに行動している。