概要
基本的にくノ一と言えば下記の様な和服が一般的であった。(多少なりともアレンジはあるかもしれないが)
しかし、対魔忍アサギシリーズに登場する対魔忍達はメインイラストのような(和風の意匠こそあるが)それらとはかけ離れた体にぴったりと密着した衣装を纏っている。
それまでのくノ一の常識を覆す斬新な形と、ボディラインを浮き彫りにしてエロスを滲み出させる独特のフォルムは多くの人々の心に衝撃をもたらし、作品の名前を取って上記の様な通称がつけられた。
またこれの登場により、和服だけでなくこの衣装の様な体に密着した衣服もまたくノ一のユニフォームとして認識される様になった。
よくデザインを3D格闘ゲーム『ソウルキャリバー』シリーズのキャラクターであるくノ一・タキ(前身『ソウルエッジ』(1995)登場。ちなみに彼女も“封”魔忍)の衣装が元ネタではという声があるが、原作者の笹山逸刀斎氏曰くこれは誤解らしく、元々はセガのアクションゲーム『忍-SHINOBI-』の外伝作品『Kunoichi-忍-』(2003)の衣装を元に考えたらしい。
作中には男性の対魔忍もおり彼も対魔忍スーツを身にまとってる。デザインは女性同様体にピッタリとしたものが多いが当然といえば当然だがエロさを感じさせない様に変わっている。
男の娘の対魔忍は女性のとそう変わりがないものがあるが…
また、露出の多さや体の線を強調するようなデザインばかりに目が行きがちであるが、キャラクターによってスーツの造形は大きく異なり、それぞれのキャラクターの個性を引き出す上でも大きな役割を果たしている。
余談
ここピクシブを始めとしたネット界隈ではこの衣装を他のキャラクターに着せて対魔忍風にする「対魔忍パロ」が存在する。