概要
CV:井上和彦
オズピン教授とは、『RWBY』のキャラクター(画像左)。
ビーコン・アカデミーの校長であり肩書きは教授(professor)。シンボルマークは歯車。
ほとんどの登場シーンでヴェイルの国章が描かれたマグカップを持っている(マグカップの中身はココアらしい)。
ルビーの才能を見出して飛び級入学を許可したり、チームリーダーとしてどう振舞えばいいか悩む彼女にアドバイスを与えたりする一方で、入学式のスピーチでは新入生に辛辣な言葉を突きつけるなど、優しさと厳しさを併せ持った人物であることが伺える。
シグナル・アカデミーの教師であるルビーの叔父・クロウや、アトラス軍の将軍アイアンウッドとは旧知の間柄で、2人からは「オズ(Oz)」の愛称で呼ばれる。
持ち手がバイクのハンドルのような形状の杖を所持しており、戦闘時にはこれを剣のように振るって戦う。杖のシャフト部は伸縮式で、ハンドガードを引くとグリップ部に収納されるようになっている。
Vol.3終盤のビーコン・アカデミー襲撃時、力のすべてを手に入れ『秋の女神』となったシンダーと対決し死亡。しかしVol.4にて、ミストラルに住む農家の少年オスカーと魂が融合していたことが判明した。
Vol.5-Chap.3にて彼自身の口から語られたことによると、『オズピン』の正体は無数の人間の魂の集合体であり、肉体が死亡すると魂は他に似たような魂を持つ者に憑依し『転生』することができ、副次的な能力として『四季の女神』のように魔法を行使することができるとされている。
オズピン自身はこのことについて「セイラムを止めるために神々から与えられた呪いであり恩恵」と語っている。
また劇中の台詞によると、童話『四人の女神』に登場する魔法使いや、80年前の戦争時のヴェイル国王も過去の『オズピン』自身であったことが示唆されている。
そしてVol.6でついに正体が明かされた。なんと、かつて監禁状態のセイラムを救った戦士オズマであったのだ。セイラムを救った後二人は相思相愛となるが、オズマは病没。一度は闇の弟神により復活するも輪廻転生の理に反すると光の兄神によりなかったことにされる。
後にセイラムの暴走を阻止するために復活し、彼女と4人の娘(これこそが童話『四人の女神』の四姉妹)を儲けるも、レリックを使ってセイラムを裁定しようとしていたことが発覚し両者は決裂、激しい戦いの末に敗れ死亡した。それ以来彼女を止めるために何度も転生を繰り返しているという。
モチーフは『オズの魔法使い』の魔法使いオズと思われる。映画『オズ はじまりの戦い(外部リンク)』ではオズの本名は「オスカー・ゾロアスター・ファドリグ・アイザック・ノーマン・ヘンケル・エマニュエル・アンブローズ・ディグ(Oscar Zoroaster Phadrig Isaac Norman Henkel Emmannuel Ambroise Digg)」であるとされており、頭文字を取るとOZPINHEAD(オズピンヘッド)となる。
ちなみにPinheadとは「針(の先ほどに小さな脳みそしかない)頭」転じて「マヌケ」を指し、また英語でHeadmasterと言えば「校長」を指す。