ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:OOKUCHI
編集内容:内容に少し追記

概要

レースマスコットとして主催者に雇用された女性を示す和製英語だったが、次第にチームのキャンペーンガールキャンギャル)と混同されるようになり、本来のレースクイーンはサーキットクイーンと呼ぶようになった。

レーサーの名前と番号が書かれたプラカードを持っている係員は「グリッドガール」であり彼女たちとはまた別なのだが、そちらもレースクイーンと思われがちである。

活動の場は主にサーキット。セクシーな服装で、チームのロゴ入りのパラソルなどを持っており、主にレーサーに雨や日差しがかからないように掲げるなどして使われる。

長時間立ちっぱなしであり、しかも高いヒールを履くことが多く、見た目とは裏腹にタフでなければならない。もちろんスタイルと笑顔のキープは必須、チームによっては少しでもお肉が出ていると出勤させてもらえない場合もある(日給制が基本)。更に年間契約での雇用がほとんど。アルバイトの女子大生や芸能界への登竜門を目的として応募した者が多いが、高学歴やバイリンガルのような頭の良い人も実は結構いる。中にはレースの魅力に取りつかれ、レーシングドライバーに転身する人もいるとか。

バブル期はハイレグが人気だったが、親子連れも多いサーキットではあまりに過激すぎるということで、21世紀に入って以降はミニスカホットパンツが基本である。ただし中には、ハイレグに近いエロさを求めて凝ったデザインの衣装にするチームもある。

pixiv内ではレースクイーン風に描かれたイラストにこのタグがつく。

和製英語であり、海外では「Grid Girl」となる。

国際的には男女同権の一環として、F1などでは廃止の方向に進んでおり、男版のGrid Boyが試行されたこともあった。ただ、当のGrid Girl自身からは「好きでこの仕事をやってるんだから、勝手に『男女差別の被害者』扱いしないでほしい」「職業の選択権の侵害よ」と不満の声が上がっているとか。また実際に現場で雨や日差しを凌いて貰っているレーシングドライバーからもかなり不満の声は大きい。

日本ではモータースポーツそのものが欧米の様に大きく取り上げられていないこともあり、レースの現場では全く廃止のはの字もないものの、モーターショーでのキャンギャルとカメラマンが問題視されてメディアに取り上げられることはある。

将来的に二次元での立ち位置は体操服としてのブルマと似たような場所に落ち着きそうな可能性はあるが、外圧が掛かってくるまでのしばらくの間は安泰と言える。今のうちに楽しんでおこう。

関連記事

編集者:OOKUCHI
編集内容:内容に少し追記