「Come on Tom. Let's finish this the way we started...Together!」
(「終わらせよう、トム。始まった時と同じように……二人で!」)
概要
ハリー・ポッターとトム・リドルを表す呼称。BLタグと区別するためのコンビタグ。
二人の杖は「兄弟杖」である。
二人の類似性
- 顔立ちがどこか似ている。
- 共に黒髪で痩せ型の細面。背が高い。
- 共に混血であり、純粋な魔法使いではない。ハリーは母がマグルの血。リドルは父がマグルの血。
- 機知に富み、断固たる決断力を持ち、ルールをしばしば無視する傾向がある。そして蛇語を操る。
- 孤児であり、不遇で孤独な幼年時代だった。周囲から排斥されていた。
- 強い魔力を幼い頃から行使していた。
- ホグワーツがはじめての家だった。
- 先祖が共に死の秘宝のペベレル兄弟。
- 杖の芯が二人とも不死鳥フォークスの尾羽(兄弟杖)。
二人の対称性
- 緑の眼と赤の眼。
- 赤の寮と緑の寮。
- 赤の閃光と緑の閃色。
- ハリーは幼少期にいじめの被害者だったが、リドルはいじめの加害者だった。
- 迷いの果てにグリフィンドールに入ったハリーと、一瞬でスリザリンに入ったリドル。
- 箒を得意とするハリー、魔法で箒無しで飛翔を可能にしたリドル。
- 死の秘宝を真の意味で制したハリーに、分霊箱に取り憑かれたリドルは敗れた。
- ハリーが両親の愛の結果生まれた子供であるのに対し、リドルは愛のない、他人を魔法で操った性行為の結果生まれた子供。
二人を繋ぐ絆
- ハリーはリドルが予言に従い選択した存在
→「一方が死ぬ限り、他方は生きられぬ」
- ハリーはリドルの予期せぬ8個目の分霊箱
→ハリーが死なない限り、リドルは死なない
- リドルはハリーは血を新しい肉体の素材に使った
→リドルが生きる限り、その血に流れるリリーの守りがハリーの命も守る
- ハリーとリドルは兄弟杖
→魔法を掛け合うとお互い正常に作動しない。そして極めて稀な魔法現象を起こす。ハリーは直前呪文としてリドルの杖の死の呪いを逆戻しにし、犠牲者の木霊を次々と呼び出した。またその際ハリーの杖がリドルの杖の強大な魔力を奪い、後に金色の炎という形でリドルに向けて吐き出し、ルシウス・マルフォイの杖を破壊した。
関連イラスト