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「無知であることを認め、常に学び、他者に流されず、信念の道を己の足で歩む……。

 その難しさと大切さを、私はこの旅で思い知ったよ」

CV:立花慎之介

概要

左耳ピアスをした年若いエレゼン男性。フルネームは「アルフィノ・ルヴェユール」。祖父はエオルゼアでも有名な賢者ルイゾワでありエリートの血筋である。最初の頃は双子の妹アリゼーと行動を共にしていたが、エオルゼア救済の方向が祖父の考えとかなり離れていた事を妹に指摘されて、一時的に決別する事となる。

実はカナヅチ。また絵を描くのが上手く、その特技は意外な所で発揮される。

頭の回転は良いものの、性格がやや尊大であり悪い意味で自信家であった。そのために大層な理想を掲げ、それを実現するに足る能力も持ち合わせていたが、足元を疎かにしていたがために故にそれがナナモ・ウル・ナモの暗殺(未遂)の濡れ衣を被せられ、ウルダハを混乱に陥れてしまう遠縁となり、エオルゼアで築き上げてきたものを全て失ったどころか悪用されたことで失意のどん底に陥り、心の底から己の傲慢さを反省する事となった。

今まで無意識に見下していた周囲の助けによって命からがら逃げ延びた彼だが、「蒼天のイシュガルド」ではタタルなど周囲の励ましもあって立ち直り、今までの自信を鑑みて、他人の意見に耳を傾けながら、物事を良く考えて慎重に進めるようになった。そして竜騎士「エスティニアン」達とのイシュガルド救済の旅の中で、自分の足で冒険を続ける事に歓びを感じながら、人としての優しさと強さを取り戻していった。

叩き上げのエスティニアンと坊ちゃん育ちのアルフィノでは当初うまく行っていなかったが、エスティニアンの厳しさと不器用な優しさに触れていく内、彼を兄のように慕うようになった。

紅蓮のリベレーター」では光の戦士の相棒役を合流した妹のアリゼーに譲り、自身は後方支援に回ることとなった。一度崩壊した暁の血盟の立て直すと共に、自身を慕って集まってくれた仲間たちとエオルゼア同盟の橋渡しなどを忙しく行う。この頃は暁の血盟の代表だったミンフィリアが居なくなっていたため、アルフィノが実質的な代表を務めている。とはいえ、かつての失敗から表立って代表扱いされることは固辞していた。

ちなみに坊っちゃん育ちのためかゴウセツが質入れした刀を言い値で買い戻すなど金銭感覚が大雑把で、そのことでタタルをよく怒らせてた。

漆黒のヴィランズ」では水晶公の手引によって一足先に第一世界に渡り、そこで世界に2つしか残らなかった都市国家の一つ「ユールモア」を調査していた。当初は貴族の雇われ画家として潜入して平和的に協力を取り付けるつもりだったが、国家元首「ヴァウスリー」の横暴さとディストピアな実情を目の当たりにして決別する。

その後もユールモアには思い入れがあるようで、ヴァウスリー討伐によるユールモアの開放や、その後の国家の立て直しなど、多くの貢献を行った。

他の人物との関係

  • アリゼー:双子の妹。アルフィノよりも祖父の考えをよく理解し、したたかにそれらを利用しようとしたアルフィノに反発した。
  • タタル:意外に一緒になる事が多く彼女によく励まされた。一番の相棒なのかもしれない。ただし金銭感覚の差で喧嘩することは度々。
  • エスティニアン:当代の竜騎士。アルフィノと共に旅する中で世界の厳しさを教え、導いたことから兄のように慕われることとなる。

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