概要
「光の氾濫」が起きた後、第一世界に出現した存在。
石膏のような白い肌を持つ、神々しくも不気味な異形。
その姿は天使を思わせるが、理性はなくエーテルを喰らうだけの怪物である。
また、エーテルを喰らうだけでなく襲った人間を新たな罪喰いに変えてしまう能力を持っている。
その正体は「光の氾濫」によって膨大化した光のエーテルに飲み込まれた第一世界の生物が変貌した姿であり、罪喰いになった生物は既に生命活動を止めている。
大罪喰い
罪喰いの上位の個体に当たる存在。
自らのテリトリーに強い光を振りまくことで第一世界を侵食しており、その結果ノルヴラントは夜が来なくなってしまうほど光で満たされている。
第一世界のバランスを取り戻すには大罪喰いの討伐が必要不可欠だが、大罪喰いを倒してしまうと大罪喰いの体から膨大な光が放出される「光の放出」が始まってしまい、放出された光から新たな大罪喰いが誕生してしまう。
つまり、何度大罪喰いを倒しても新たな大罪喰いが増えていくだけであり、完全に消滅させることは不可能だった。
しかし、「光の加護」と呼ばれる力があれば放出された光を相殺することが可能であり、水晶公が召喚した光の戦士もとい闇の戦士によってそれが証明された。
登場した大罪喰い
余談
pixivでは「もし光の戦士が罪喰い化したらどうなるか」を描いたイラストが数多く投稿されている。
関連タグ
ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 漆黒のヴィランズ 第一世界
※以下、漆黒のヴィランズメインストーリーのネタバレを含みます
ネタバレ
罪喰いの光の真実
実は大罪喰いの光は光の加護で相殺されているわけではなかった。
単に光の加護によって罪喰い化が抑えられているだけであり、その光は確実に光の戦士の体内エーテルを蝕んでいたのである。
そのため、ヤ・シュトラは再会した光の戦士を人間の姿をした罪喰いと勘違いしていた(ヤ・シュトラはエンシェント・テレポの行使で視力を失い、エーテルによって他人を判別している)。
そして最後の大罪喰い「イノセンス」を倒し、その光を吸収したことでついに限界を迎え、罪喰いへと変貌しかけてしまう。
しかしこれこそ水晶公の狙いであり、光の戦士に蓄積した罪喰いの光をクリスタルタワーに吸収し、その力で別次元の扉を開いて滅びゆく第一世界から脱出しようとしていた。
だが、実はそれもまた嘘であった…(詳細はこの頁参照(※リンク先ネタバレ注意))
メオル
ユールモアで市民に無償で提供されている謎の食物であるが、このメオルの材料は罪喰いの肉体である。
メオルを食べている人間は知らぬ間に罪喰いの光をその身に取り込んでおり、有事の際にはヴァウスリーの罪喰いを操る能力によって意のままに操られてしまう。
そして前述のとおり、罪喰いは人間を含む第一世界の生物が変化したものである。つまり…
ちなみに吉田Pによれば、「メオルはパンみたいな味」とのこと。
またコンビニ「セブンイレブン」の「塩バニラクリームのパン」が、デザイン的にとても良く似通っていたため、一時期ヒカセン達の間で話題になった。