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編集内容:一部編集。「神を成立させる根源」はFGOのテキスト表記そのままだが、事件簿にて「根源そのものと接続されている神霊」とあり、真エーテルと根源に関係があるのか、単なる言い回しかは不明なためこの書き方に修正した。

第五真説要素環境用カルデア制服

だいごしんせつようそかんきょうようかるであせいふく

『Fate/GrandOrder』に登場する「魔術礼装」の一つ。 アニメ版「絶対魔獣戦線バビロニア」用にデザインされたもので、アニメ放映記念キャンペーンの一環としてゲーム内でも配布実装された。

第五真説要素環境用カルデア制服とは、スマートフォンアプリRPGFate/GrandOrder』、及びそのアニメ化作品『Fate/GrandOrder 絶対魔獣戦線バビロニア』に登場する魔術礼装の一つである。

概説

アニメ本編で主人公藤丸立香が装備した魔術礼装。

神代バビロニアという特筆してエーテルの濃い環境下での活動と、それに見合った戦術の構築を前提とした魔術礼装・カルデアの改良特化運用型。

ゲームでもアニメ化記念キャンペーンの第二弾として、放送期間中限定で受取可能な8日間連続ログインボーナスのオオトリとして獲得できる。

丁度、期間限定イベント「救え!アマゾネス・ドットコム〜CEOクライシス2020〜」の期間中に最短ゲットが可能だったこともあり、こちらで礼装の育成も兼ねて運用するマスターも多かった。

連続ログインについては、例え途中でログインが途切れてもキャンペーン期間中に合計8日のログインが達成されれば、問題なく礼装を獲得させてもらえる様である。

デザイン

魔術礼装カルデアとは、ジャケットとボトムスの配色が逆転しており、上下ともバビロニアという気温の高い環境を踏まえて袖と裾を七分丈に抑えて通気性を確保している。

首には山吹色のネックウォーマーを通しているが、こちらは防塵と汗止めの意味があると思われる。

ちなみに女性用まさかのへそ出し。下半身もキャロットの下にレギンスを合わせるという、その筋の人間にとっても嬉しいデザインとなっている。極地用カルデア制服もまさかの生足仕様だった辺り、スタッフの中に危ない紳士が混ざっている気がしないでもない……。

ところで、今更ながらどんな名前だこの礼装。

性能

スキル

スキル名効果CT(最短・Lv10)
一斉突撃味方全体のBuster性能アップ(1ターン/Lv)15→13
三重治療味方単体に毎ターンHP回復状態を付与(3ターン/Lv)12→10
魔力変換味方単体にNP獲得(10%固定)&NP獲得量アップ(1ターン/Lv)12→10

Buster性能アップ、回復、NP補給、と使いやすいもので固めてある。

長らくその席を空けていた全体Busterバッファーとして、満を持しての登場となった。

スキル2とスキル3も比較的に回転率が高いため、Bパ主軸の攻撃的な編成で考えるなら採用の価値アリだろう。

そのスキル2も初となるリジェネ型回復スキルで、Lv1時点で1ターンに1,000でそこからLvごとに100ずつ拡幅量が増加し、最終的には毎ターン2,000回復(合計:6,000回復)と、ターゲット集中等のサポートで被弾を躱せば瀕死から復旧できるほどの回復量となる。

スキル3は即時補給量は10%と低いものの、NP獲得量アップはそれなりに優秀。カード単位のNP効率の高いサーヴァントや、NP獲得量アップを自前で持っているサーヴァントに使用することで最大限に効果を発揮するタイプでもある。

課題として緊急対処用のスキルが一切ないという、カルデア制服系には珍しい欠点が存在する。

敵から宝具やチャージ攻撃を貰った瞬間に戦線の瓦解する懼れもあり、そうなるとさすがにリジェネ回復では復旧が追い付かないので、耐久問題はサーヴァントの能力に依存することになる。

またBuster性能アップも効果が全体に及ぶ一方、使いどころを誤ると長いCTを挟んでしまうのでタイミングを熟考する必要がある。

以上から、周回・高難易度クエスト向けの礼装といえる。

ストーリー攻略の場合、敵の能力に不明瞭な点が多く、いざという時に緊急回避の手段がないと厳しいので、臨機応変な対処より的確な補助を主眼とした本礼装では相性は芳しくない。

どちらかといえば、サーヴァントの長所を活かしながら要所で補助しつつ、敵本隊に一気呵成に畳みかけるといった、前のめりな運用でこそ本領を発揮するタイプと言えるだろう。

余談

名称にある第五真説要素とは、神代に満ちていた魔力のことである。

TYPE-MOON作品世界の基本設定において、魔力は大気中に満ちる地球そのものの魔力である大源(マナ)と、魔術師個人が体内に持つ小源(オド)の2つに分けられる。人間と地球とでは存在規模が違うのでマナの量はオドとは比較にならない。

マナは西暦以降減少の一途をたどっているが、それ以前と以降とでは量だけではなく質という点でも大きく違うものであり、西暦以前の大源を第五真説要素(真エーテル)、西暦以降の大源は第五架空要素(エーテル)と呼ばれる。

第五真説要素は神を成立させるものであり、これがなくては成立しない。一方で神秘が衰退した時代である現代に適応した人類は、逆に神代の環境に耐えられない身体へと変化してしまっている。

濃すぎる酸素濃度のなかで人が生きられないのと同じようなものであり、21世紀のアメリカの地方都市に現界したある人物曰く、「私達が本来の姿で顕現できる時代もあったけれど、その時代だと、この街の人間はとっくに破裂して死んでるでしょうね」とのことである。

鋼の大地においてブラックバレルは「第五架空要素を自壊させる、第五真説要素によって作られた兵器」とされるが、鋼の大地では第五架空要素が真エーテルであるとされ、(単なる誤表記でないとすれば)架空と真説の立場が逆転しているなど未だに謎が多い。

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編集内容:一部編集。「神を成立させる根源」はFGOのテキスト表記そのままだが、事件簿にて「根源そのものと接続されている神霊」とあり、真エーテルと根源に関係があるのか、単なる言い回しかは不明なためこの書き方に修正した。