概要
西洋の地球意思に仕える人外の存在。
東洋の地球意思「オロチ」に仕えるオロチ一族に相当する立場であるが、人間とオロチに敵視されている。
オロチ一族と同じく人間ではないが、人との間に子をなすことができる。
名称は人間がつけた仮称であり、彼らが自分達を指す呼称は存在も含めて不明である。
目的
禍忌に殺害された男性の仮説によると、彼らの目的は「数百年に一度という稀有な惑星配置状況を利用した時間跳躍現象によって『過去』という遥けし彼の地より出づるもの達」として現代に現れたとされる。
人間が自然の一部として活動している内は人類を許容したオロチ一族と異なり、人類の発生当初からその存在を蛇蝎のごとく忌み嫌い敵対し、圧倒的な力を以て人類を抑圧していたとされるが、古代人は数百年という気の遠くなるような時間と手間隙、そして犠牲を払って少しづつ一族を駆逐していき、元から個体数の少なかった一族は次第に人類によって追い詰められ、滅び行く自らの現状を憂い、歴史を変えるべく過去から現代へとタイムスリップし、アッシュ編における一連の事件を引き起こした(詳細は、斎祀の記事を参照)。
KOFXIIIのトレイラームービーでは9人が登場している。
これに紫苑と禍忌を加えると最低でも11人は現代に存在していたことになる。
主なメンバー
牡丹
糸を操り、糸を介して対象の精神に干渉することができる。
名前は出ているが、登場はイベントデモに限られている。
「2003」では神楽ちづるを操りオロチの封印を解いた。「XI」アーデルハイドEDではローズを手中に収め「XIII」のKOFを開催させた。
無界
KOF2003において条件を満たすと戦えるラスボス。
石化能力を持つ筋骨隆々の男。台詞の表記はカタカナ交じりの片言風味だが、
戦闘中の発音はごく普通。
KOF2003では死亡することなく撤退し、KOFXIIIのストーリーでも登場。しかし斎祀に「自分の命令に即座に従わなかった」という理不尽な理由で殺害されてしまう。
紫苑
だが男だ。KOFXIの中ボス。負けるとプレイヤーチームに
自分たちの目的を語ろうとするのだが、禍忌に亜空間に引きずりこまれてしまう。
KOFXIIIのエンディングではシュルーム達と再会を果たす。
禍忌
左:変身前。右:変身後。
KOFXIのラスボス。なんだかんだと偉そうなことを言っておきながら
負けるとちゃっかり逃げようとする。ワープ用に
亜空間を開いたところで、紫苑の投げた槍に貫かれて死亡。
シュルーム&リメロ
KOFXIの怒チームエンディングで登場する。
ハイデルンから眼帯を奪った金髪キノコ頭とボブカットの小柄な少女。
KOFXIIIのOPでは暗闇に紛れて草薙京を襲撃したが服の一部を焦がされてしまった。
斎祀が自分達を手駒として見ていることを知って離反し、紫苑と見られる人物と会っている。
斎祀
左:変身前。右:変身後。
KOFXIIIの中ボス。遥けし彼の地より出づる者たちのリーダー格。
見た目は純白のアッシュ・クリムゾンといったところ。
実際にアッシュの先祖にあたる。敗北するとアッシュの肉体と精神を乗っ取り、
「血の螺旋に狂うアッシュ」となる。
しかし乗っ取ったはずのアッシュの自己犠牲によって過去に戻ることが出来ず、あっけなく消滅してしまう。