ヤクザキック
やくざきっく
格闘技における蹴り技の一つ。別名『ケンカキック』。
概要
蹴り技の一種。立って体を正面に向けたまま、足の曲げ伸ばしの反動に体重を乗せるだけの簡単な蹴り技だが、急所を一点集中攻撃するため意外と効果があり、見栄えも良い。
胴体や胸板に向けての中段攻撃、倒れた相手への追撃が主な用途。
広く知られるきっかけとなったのは、プロレスラー・蝶野正洋選手がロープの反動を利用してはねかえってきた選手に対し、この蹴りで攻撃した際に、それを実況席の解説が「まるでヤクザの蹴りだ」と評したことから、以後「ヤクザキック」の呼称で呼ばれるようになった。ただし「ヤクザ」という単語を公共の電波で使うのはいささか問題があるようで、テレビ中継では「ケンカキック」と呼ばれる事が多い。
ちなみに、この蹴りは自分が痛くないのをいいことにレガースなしに蹴りをバンバン出してくる橋本真也に対する報復のために生まれたらしい。
関連イラスト
関連タグ
- 遠野秋葉
- 『MELTY BLOOD』シリーズでの蹴りモーションがこれ。型月伝統芸能「お嬢ヤクザキック」
- ガノンドロフ
- スマブラシリーズやトワプリで使用。
- グラップラップ
- 「武装神姫バトルロンド」においての攻撃スキルがこれに酷似。
- グラン(グラブル)
- 『グランブルーファンタジーヴァーサス』での必殺技「ドライブバースト」(B版、C版)が通称「ヤクザキック」と呼ばれる。
- モードレッド(Fate)
- 『Fate/GrandOrder』での攻撃モーションに採用されている。ある意味で秋葉の後継者
- アリス・マーガトロイド