「君ならジーバ以上のスターになれる。どうだ、私と組まないかね?勝ち続けるのは気分がいいものだぞ?」
CV:佐藤正治
概要
住民は皆トマトジュースが大好物な(※)タイラー星人のアリエナイザー。
特キョウ指定のアリエナイザーで、中毒性の高い禁止薬物「メガゲストリン」を流通させ、宇宙法で禁止されている賭博格闘技「イリーガルマッチ」を開催。マッチの生中継を会員制の宇宙ネットに流してぼろ儲けしていた。
用心深く滅多に人前には姿を現さず、逃げ足も早い。
スペシャルポリスの情報によると、タイラー星人は冷静でとても頭がよく、特に経営能力に優れており、中には事業で成功し大金持ちになっている者も少なくない。
それ故彼らは「人に使われて働くくらいならどんなに小さくても自分で起業する」という考え方をするため、アルバイトをすることはない。
劇中での活躍
自分の部屋はイリーガルマッチ優勝者以外に入ることは許されず、潜入捜査していたテツは顔が割れていた為追い出されてしまったが、ホージーがバンダレ星人ジーバを倒したことでデカレンジャー達の侵入を許してしまい、最終手段として怪重機「アルティメットイビル」に乗り込む。
デカレンジャーロボとデカバイクロボを追い詰めたが、二対が合体したスーパーデカレンジャーロボにはなすすべもなく、「賭博場開張図利罪、薬物密売罪、及びそれにまつわる大量の殺人罪」でデリート判決を受け、ガトリングパンチでアルティメットイビル共々撃破・デリートされた。
なお、この調査の時テツが女装して潜入していた事で彼に一目惚れしたとある宇宙人が後に事件を起こすことになった。
余談
(※)恐らく地球からトマトジュースorトマトそのものが輸入されたことを機に一大ブームとなったか、そもそも収斂進化の一環で地球のトマトと全く同じような野菜がタイラー星に存在しているものと思われる。
担当声優の佐藤氏は、前作『爆竜戦隊アバレンジャー』にてラスボス・デズモゾーリャを担当しており、2作連続でのシリーズ出演となる。また、2年後『轟轟戦隊ボウケンジャー』ではジョウガミの声を担当した。
名前の由来はそのまま『ファイト・クラブ』のタイラー・ダーデンに由来。