cv:西田雅一
概要
イシュガルド四大名家のひとつフォルタン家のとてもイイ騎士。
以下、メインクエストに関するネタバレがあるため、「ネタバレ……イイ……すごくイイぞ……!!」と言う人だけご覧ください。
オルシュファンのイイ解説
本名は、オルシュファン・グレイストーン
メインクエストの後半に訪れることになるクルザスのイケメンNPC。
この地はイシュガルド四大名家の支配する土地なのだが、余所者に対して風当たりがきつく、冒険者達は適当にあしらわれてしまう。
その中で冒険者を受け入れてくれるのが、オルシュファンであり、フォルタン家の人々なのである。……イイ、すごくイイ。
邪龍討伐をした騎士達の末裔であり、オルシュファン本人も騎士である。
だが、オルシュファンは私生児であり、正妻の反対によりフォルタン姓を名乗ることを許されていない。
しかし、性格も騎士そのもので、汚名を着せられ処罰されそうになる友人を信じ、助けようとするとてもイイ人物。
性格も顔もイイ人物なのだが、ひとつ困った趣味と言うか癖がある。
それは何よりも「冒険者の鍛えられた肉体」が好きなこと。
種族もジョブも、もちろん性別も関係なく、冒険者の肉体を見ては「……イイ、すごくイイ……」と呟いてしまうことである。
キャラクターが女性の場合、おもいっきり「セクハラ」であり、そうでなくても物語中で実際に主人公にドン引きされる場面すら存在する。
- ……が、彼は「鍛えられた肉体」が好きなのであって、けっして性的な意味ではない。彼の性癖は、愛人という立場ゆえに日陰の存在で居続け、若くして世を去った母親への思いに由来している。「私の母は、美しく正しかったが、弱い人だった。 ゆえに私は、屈強なもの、たくましいものが放つ生の躍動が、たまらなく好きなのだ!」
おかげで他の家のものからは「変わり者」、冒険者達からは「ヘンタイ」とこっそり思われたりしているが、そんなことは気にせず彼は我が道を進んでいる。
そんなオルシュファン様………イイ、すごくイイ。
だが、単純なネタキャラではなく、主軸となる物語で謀殺されかけた主人公らを匿いながら、全てを失い絶望の底にあったアルフィノの心までも救ってみせた。
新生編の後半からはドロドロとした生臭い話が多く、本音と建前の矛盾を抱え込んだ人物で入り乱れる中、自らが理想の騎士たらんとする彼は異質ともいえる存在であり、人間らしい優しさと懐の深さとを兼ね備えた人物として、ユーザーからの絶大な支持を得ることとなった。
蒼天のイシュガルドでは彼の活躍が特に多くなり、冒険者との共闘まで実現することとなった。
その雄姿にユーザーが歓喜したことは言うまでもない。
とてもイイ関連タグ
ブロントさん…エレゼンとエルヴァーンの種族的特徴の類似、銀髪ショートヘアのイケメン、ジョブがナイトなど共通項が多いため、しばしばネタにされる。
この先、「蒼天のイシュガルド」のネタバレを含みます
ネタバレ
友人アイメリク卿を救出し、教皇トールダン7世の野望を止めるべく、主人公一行とイシュガルド城に潜入。
ついに教皇を追い詰めるが、搭上に潜んでいた刺客が放った魔弾から主人公をかばい、致命傷を負ってしまう。
主人公に「英雄に悲しい顔は似合わぬぞ」「やはりおまえは笑顔がイイ」そういい残し息を引き取った。
自ら信じる騎士の姿を貫いた彼の最期。その重さは、主人公のセリフに「オルシュファン卿の仇を討つ」という選択肢を出現させるに十分なものであった。また、友人であるアイメリクはもちろん、アルフィノ、タタルといった様々な人々の人生に大きな影響を残すことになる。
四面楚歌の中、主人公の友人であり続けてくれたオルシュファンの死は、ユーザーに大きすぎる衝撃を与えた。
魔大陸アジス・ラーにて光の戦士が教皇を討った後、クルザスのストーンヴィジルに彼の慰霊碑が作られた。
慰霊碑には光の戦士を庇って貫かれた盾が、彼の者により手向けられている。
クルザスの人々曰く、そこにオルシュファンは眠っておらず、今日も穏やかにイシュガルドの地を見守っているのだという。