概要
《対未確認現象統制組織》の否定者のみで構成された円卓のメンバー、円卓での席はⅤ。
Ⅲ席のビリーと行動を共にすることが多い。
宙に浮いた球体型のスーツの中に居り、顔はおろか身体的特徴が一切不明。言動や趣味からかろうじて女子であることが窺える。
容姿
球体型の特殊スーツに搭乗(?)する。組織構成員の共通装備であるネクタイの代わりに外装の一部が赤いネクタイを模したパーツとなっている。証(エンブレム)はネクタイ型パーツの中央と球体の側面に付属する。スーツは展開し、マニピュレータや戦闘用のアームユニット、レッグユニットを展開できる。ちなみにこのスーツはタチアナが驚いたときには縦に伸びる描写があり、喜んでるときには覗き窓らしきモノアイに表情が付くなど、内情は意外とわかりやすい。
人物
アンディと風子が円卓に召喚された時、ジーナを殺害された恨みからアンディを攻撃する、ジュイスの仲裁でビリーを殺しかけた際に慌てて私闘を撤回するなど、組織の中でも仲間想いな人物。それが高じて仇に喧嘩を申し込んだり戦闘時に周りが見えなくなるなど、血の気の多い一面も目立つ。
先述のスーツにより中身の人物の外見は一切見えないが、可愛い雑貨が部屋に可愛いぬいぐるみを置いたりケーキが大好物だったり少女漫画を嗜んだりと、かなり一般と近い感性を持った少女である。風子へのお見舞いに持参したコッペパンパンダはぬいぐるみの中でも特にお気に入りであり、同時に彼女との仲の良さを物語っている。
装備
戦闘の際はニコが製作した拘束具スーツからスーツからシールドを展開し、防御壁かつビリーの跳弾攻撃への布石を張る。またシンプルに手足ユニットを展開して格闘したり、光線銃を撃ち放つこともある。これらの疑似四肢らは脳波による遠隔操作で動き、先端が破損しても即座に同型の替えを装備できる。外殻はBM(ブラックメタル)装甲であり、よほどの威力の攻撃でなければ傷を付けることすらできないほど硬い。能力解放時にはタチアナ自身を中心に球状に展開する。正面のパーツも展開可能で、食事の際には開けている。
能力
UN■■■■■■■■ -不■■-
解放されれば町一つ消し飛ぶ威力を持つ能力。
食事にビリーの補助が要るなど、生身での外部への干渉が出来ないと思われる描写があるが…?
pixivでは
『タチアナ』だけならば他作品に登場するキャラも指す。
そのためpixivにイラストを投稿・タグ付けするならば、本記事の『タチアナ(アンデラ)』を使用したり、関連タグとして『アンデッドアンラック』や『アンデラ』など合わせて使うことが絞り込み検索を助ける。
関連タグ
※以下、能力に関する3巻以降の重大なネタバレを含みます。単行本未掲載の情報があるため、閲覧注意。
「これ以上 私の大事な人に…」
「指一本だって 触れさせない!!」
UNTOUCHABLE -不可触-
自対象 強制発動型
UTエリアを展開し自身への物質の接触を否定する能力。髪や外皮に接触できる物体全てが対象であり、常時球状に発動している。ただし口を開けている場合はエリアに穴が空くため、食事や呼吸は可能である。普段は拘束具でエリアを抑え込んでいる分、一度解放すると反動で町ひとつ圧し潰れる災害となる。エリアは感情が不安定となることで強制展開してしまうが、途中で平静を取り戻せば中断できる。エリアの解放は任意でも行うことが出来る。
タチアナ本人はロシア人の少女であり、能力の特性上髪を切れず服も着用していない。ロシアの一般家庭で生まれ、5歳の誕生日会を行っている最中に能力が移り、家ごと両親を圧殺してしまった。警察から逃れていたところをマフィアに捕まり、闇競売に懸けられていたがビリーに救われた。大切な者を死なせてしまった悲しみから一時は死を望んだが、ビリーの説得で組織に加入した。いつか大切な人を、すべてが終わって触れ合いたい友達を守る為に…
完全に余談だが能力名解禁時のフォントによって股間は隠され、アンディと海苔仲間になる不名誉は避けられた。