千葉マリンスタジアム
ちばまりんすたじあむ
概要
千葉県千葉市美浜区の幕張海浜公園にある、千葉市所有の屋外型球場。
プロ野球チーム千葉ロッテマリーンズの1軍本拠地であり、指定管理者として球団と第三セクターの株式会社千葉マリンスタジアムが球場運営を行っている。
1990年3月に開場し、1992年にマリーンズが移転。
1991年から2005年にかけての5月か6月の週末のごく一部に、東京ヤクルトスワローズが主催試合を行っていた。これは東京六大学野球春のリーグ戦(特に早慶戦)絡みで、本来の本拠地である神宮球場が使いにくくなっていたからである。
2011年3月からネーミングライツを採用。
テレビ通販業「QVC」の日本法人で、幕張新都心に本社を置くQVCジャパンと10年契約で合意して愛称もQVCマリンフィールドとなったが、2016年7月にQVC側の都合で契約を途中解除する事となった。
その後はファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイが新しいスポンサーに選ばれ、同年12月からZOZOマリンスタジアムと改称することとなった。
限りなく海に近い位置にある事から強風の影響を受けやすく、試合中のボールや進行に大きく影響を与えたり、対策として球場全体を高い壁で囲む構造となった。
2019年の改装でラッキーゾーンやテラス席が設けられた。
余談
キン肉マンⅡ世
劇場版第2作でキン肉万太郎VSバロン・マクシミリアンの最終決戦の場となった(『Ⅱ世』は2014年が舞台だが、発表時期の都合で名称が「千葉マリンスタジアム」)。この縁か『究極の超人タッグ編』で万太郎はロッテファンであることが明かされ、1983年の世界で「ロッテの本拠地に行け」と言われて千葉を目指したが何もないというジェネレーションギャップネタを発揮した。正しい本拠地として川崎球場に向かった万太郎はその惨状に唖然としている。