モボ2001形

もぼにせんいちがた

嵐電の車両の1つで、完全新造車。

本項ではモボ2001形に置き換えられたモボ501形についても記述する。

モボ501形

1984年と85年にモボ111形、モボ121形の機器を流用して4両が製造された。ツリカケ駆動の抵抗制御で、登場時は乗降扉を前方と中央に装備していた。

モボ2001形の導入により2000年に504号車、2001年に503号車が廃車解体され、現在は2両が在籍する。

この2両もリニューアルと同時に扉を前後配置へと改造しており、台車もFS93形に交換されている。

2000年と2001年に1両ずつ製造された完全新造車で、嵐電初および現時点で唯一のカルダン駆動車およびVVVF車である。ただし、誘導障害対策として回生ブレーキは装備しない。

モボ501形は当初朝ラッシュや繁忙期の2両編成の運用のみに就いていたが、リニューアル後は全線で幅広く運用されるようになった。

モボ2001形も全線で運用されるが、従来車と機器が大幅に異なるため、従来車との併結はしない。