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注意

シャーリィ

シャーリー

概要

シャーリィ・フェンネス(Shirley Fennes)

年齢15歳
身長154cm
体重41kg
3サイズ77-56-82
CV広橋涼

テイルズオブレジェンディアのヒロインで水の民の少女。誠名のフェンネスは古刻語で「祈る人」を意味する。聖爪術の色は黄緑。

星の意思「滄我」の代行として水の民を導く「メルネス」と呼ばれる重大な役職に立つ。その関係上、あらゆる思惑からその身柄を狙われる。

種族共通の金髪碧眼。前髪を切り揃え腰ほどまで伸ばした長髪に、造花をあしらったカチューシャと耳前で編み込んだお下げが特徴的。

媒体によって髪型に若干の差異があり、同じロングでもウェーブだったりストレートだったり、お下げの本数が左右に3本ずつだったり2本ずつだったりするが、基本的にその特徴=レジェンディアのシャーリィと言えるほど完全な個性として成り立っている。

服装は体幹のラインと合わせたピンクとブラウンが基調の事務服を中心に、袖や裾部分をヒレのように広げた魚の姿を彷彿とさせるフォルム。

ファンからはよく「酢飯」の愛称で知られるが(シャーリィシャリ酢飯)、祝い寿司なんかによく使われる色合いや、魚を纏うというイメージ、また祷り(いのり)・祈祷(きとう)・寿(ことぶき)を司る的なキャラ位置からも、なにかと親和性の高い呼び名である。縁が深い神事関連に多く使われる部首「ネ」を「しめすへん」というらしいので、そこから「〆酢」や「酢飯」への連想に繋げることが出来るのも面白い。

ただしキャラ自身に寿司への思い入れはなかったりする(そもそもパンばかり食べてて米に縁がない)。

性格・特徴

他のキャラと違い最初のプロフィール時点で人間性が定まってはおらず、同族や主人公のための仮の役割のみを与えられている。

劇中でそのポジションが移るたび、それに応じてスタンスも変化していっており、これといった性格の特徴を掴むには一筋縄ではいかないキャラである。

特に物語前半のメインシナリオは、彼女にとって世界との繋がりを知り自己を形成していく時期でもあるため、他キャラにとっての過去編と同様以上の意味を持つ。

その代わり他のパーティキャラに用意されている過去回想が彼女主体のものだけ存在しないのだが、そういう意味では非常に過去描写の充実したキャラと見ることも出来る。

幼少時の儀式の失敗により、海水や潮風に当たると体調を崩し真水に浸かることで回復する体質となり、それに合わせて生来使えたはずの爪術も封じられている。

水の民の英雄として生まれ期待されてきた経緯から、力を認められたい、民の力になりたいという想いが強く、想いに反して力のなさを痛感した時に取り乱す場面も。

奉公人としての自負の強さから、自身よりも他者の意向を優先し求められる立場を演じる傾向がある。そのためか仕事においてもプライベートにおいても従者としての受け身な姿勢に甘んじやすい。

ただしこれと決めたことは譲らない芯の強さもあり、同行者の危機等により自身が主導権を取るべき状況では、物怖じせず交渉や救難に乗り出す勇敢な本質を覗かせる。

当初は主人公セネルの妹とされ彼を「お兄ちゃん」と呼び慕ってもいるが、血の繋がりはなくあくまで幼馴染みへの敬称としての呼び方であり、それは幼少の頃から一貫して変わらない。

(言ってみれば、モーゼスを「兄貴」と呼び慕う幼馴染み達と同じ理屈である)

テイルズオブシリーズのヒロインで唯一主人公と明確な主従関係が形成されており、セネルの意向に合わせて妹としての立場を演じている形となる。

また幼いころから親交してきたセネルを異性としても意識するが、実の姉であるステラも自分同様セネルに対して恋心を抱いていることを知っているため、その気持ちを打ち明けてこなかった。

幼い頃はセネルとステラが親しげにしてる様子にやきもきして割り込んだりもしていたが、早い内から恋の駆け引きの中で置いていかれる痛みを学んだこともあり、三角関係を意識した時に同じ気持ちの相手を自然と気遣うようになっている。

メインシナリオの彼女が克服すべき課題である、人を気遣って自分を出しにくくなった生き方も、その辺りがベースになったのだろう。

始まり

大陸のどこかにある水の民の里で、先代からおよそ4000年の空白を経て生まれたメルネスの少女。

惑星の意思「滄我」の代行者とされるメルネスが当代に課せられた使命は、陸地と陸の民を憎み呪う滄我の願いを実現すること。

メルネスの少女シャーリィが12歳の年、滄我との交感を経て覚醒する儀式にて運命に抗った日より、世界は無明の旅路を歩み始める。

幼少時に陸の民の少年セネルと出会い、宿敵であるはずの陸の民に情を抱き庇ったことから、彼女は滄我の怒りに触れ、呪いをその身に受けることとなった。

自らの意志で儀式を失敗させた彼女だったが、その時のショックでなぜ儀式を失敗したかを思い出せなくなる。

そして水の民としての力を失った彼女はセネルに誘われ「陸の民の妹」として3年を過ごしたのち、動乱の地「遺跡船」へと流れ着く。

戦闘面

物語のメインシナリオでは戦闘で活躍することはできないが、物語の後半『キャラクタークエスト』から使用可能になる。

独自の古代詠唱を用いたブレス系爪術と、ペン先から撃ち出す光弾(テルクェス)を武器に戦う後方支援キャラクターで、高火力・高TP消費の技が多いのが特徴。

序盤で覚える下級の炎のブレス系爪術であるはずのファイアボールもかなりの高火力の技になっている。

テイルズオブザワールドレディアントマイソロジー3でも登場し、こちらでは戦闘面が強化された。

フェニモールとシャーリィ

シャーリィの誠名は「祈る人」。そこにはまだ祈る使命しかなく、彼女が何を祈るのか、人として決意し進む方向は示されていない。その祈りの理念を示したのが、怒れる滄我の呪いともう1つ、「祝福」を誠名に持つ少女フェニモール・ゼルヘス

シャーリィにとっては、責務ではない人と人の間柄を築いた初めての相手がフェニモールでもあり、最初の友人としてその先発展させていく女子会等、無縁であったプライベートに関する手ほどきを多く受けている。

シャーリィを守る約束をしたセネルにとってのステラや、花を守る約束を交わしたウィルにとっての妻アメリアのように、亡き過去の人となっても、周りは誰も知らないその邂逅の果てに紡いだ絆が、その後の行動理念に深く根付いている関係。

「呪い」と「祝福」という相反する表裏の想いの中で戦った二人の少女。

その邂逅から紐解くメインシナリオは、祈りの少女が呪いを裏返し幸せを祈る「祝福」の道を見出だすまでの、継承の物語である。

メルネスを探し各地を侵攻していた赤ずくめの軍隊「ヴァーツラフ軍」に同行する形で、長年シャーリィを妹として管理してきたセネルの元を離れることとなる。

戦っていく自由を得て間もなく、水の民を収監していた施設で唯一生き残っていた同族のフェニモールと出会う。

その出会いは、「水の民のメルネス」ではなく「陸の民の妹」としてである。

フェニモールの境遇を聞き水の民の苦難を知ったシャーリィは、護送時に起こった混乱に乗じて彼女を連れ脱走を図り、そこへ駆けつけたセネルとの合流を目指すも、陸の民を憎むフェニモールと衝突しすれ違ってしまう。

民との衝突によりシャーリィは水の民にとってのメルネスとしての在り方を問われる一方で、セネル達陸の民の手に彼女を託し救難、自身は彼女から追っ手を遠ざけるため再び軍の元へと投降する。

外伝作品出演

ギルド「アドリビトム」の初期メンバー。

ミラージュプリズン編4章「憎悪を抱く仮面の少年」で登場。

具現化して間もなく、アスガルド帝国に囚われ、コハクの前の巫女として「神降ろし」の儀式に参加させられていたところをゼロスに救出され、救世軍と行動を共にしている。

しかし、口調が明らかに本人と異なっていたが、その理由は神降ろしにより心核を傷付けられて本来の心を失い、そこに初代ビクエことヨーランド・ビクエ・オーデンセの精神が入っていた為だったとミラージュプリズン編6章「贖い生きる古代英雄と改悛し惑う神子」で判明。ヨーランドがシャーリィの心核を治療して去った後に本来の自分を取り戻し、コーキス一行に引き渡される。

イベント「FIGHTING OF THE SPIRIT ~水の章~」でクロエと共に参戦。

本作でウィンドフェザー、ジャグリングフェザー、ペガサスフェザー、蒼翼の円環、トラクターレーザー(トラクタービームの技変化)、タイダルフェザー(ペガサスフェザーの技変化)、セラフィックブルー(蒼翼の円環の技変化)を新術技として習得。

魔鏡技は、「滄我の癒し」「セラフィック・バード」「アビサル・スクウィーズ」「コッティングスター」

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