フェニモールとして登録されていることが殆ど。
概要
担当声優は小清水亜美。誠名は祝福の意。
シャーリィのことを、メルネスでありながら水の民を見捨てたと当初はよく思っていなかったが、後に彼女とは和解し親友同士となる。
セネルとの関係やメルネスとしての立場を悩んでいるシャーリィにとって、同じ水の民として唯一対等に相談できる相手であり、心の支えでもあった。
藤村あゆみによるコミカライズ版ではゲームと話の展開が異なり、セネル達と行動することが多い。
その為、フェニモールから見たシャーリィがメルネスとして覚醒した後のセネル達の姿や、メルネスが担う本当の役目を知るフェニモールの姿が描かれている。
その他
彼女にはテューラとともに「マジカルマリンランドからやってきた双子の魔女っ娘」という設定のイラストやボイスが用意されており、闘技場にて戦える予定だったが、没となった。
PS2版『テイルズオブデスティニー』には、この魔女っ娘たちの真似をしている双子の少女がいる。
関連イラスト
関連タグ
TONL
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活躍(ネタバレ注意)
メルネスとして覚醒する【託宣の儀式】の際、覚醒前のシャーリィを捕縛する為にセネル一行よりも先に到着したガドリア軍の手によって次々と倒れる水の民。
その刃が水の民を庇おうとしたシャーリィに向けられた瞬間、フェニモールはシャーリィとガドリア軍の間に入り、瀕死の重傷を負ってしまう。
死に際に彼女が残した言葉はメルネスとしての覚醒を促す言葉ではなく、シャーリィ自身が幸せになってほしいと願う言葉であった。
コミカライズ版ではメルネスとして覚醒するきっかけが、ガドリア軍の水の民に対する敵意と殺戮、そしてセネルの素姓を知ったことが起因に変更され、フェニモールはマウリッツによって息の根を止められそうになっていたセネルを庇って海に飛び込み生存。その後はセネルと行動を共にする。
最終局面で滄我の意識に取って代わられたシャーリィを解放する為に歩み寄ったセネル。その存在を排除しようと滄我の意識によって向けられた攻撃からセネルを庇い、フェニモールは瀕死の重傷を負うことになる。
フェニモールを傷つけてしまったことで滄我の意識から解放されたシャーリィに、フェニモールはメルネスとしてではなく、シャーリィ・フェンネスとして未来を切り開くことを彼女に託し息を引き取った。