君だけを守りたい
きみだけをまもりたい
概要
ウルトラマンダイナの前期エンディングテーマで、第1話から第26話、35話、50話で使用された。
劇中でも「世間でよく知られている歌」として登場人物が歌っている時がある。(劇半楽曲でも、ピアノアレンジが四種類ほど存在している。)
ウルトラマンダイナスペシャルに収録された、最終章完全版「光へ」でもエンディングにフルサイズを、編集したものが使われている。
ちなみに当時のウルトラマン全曲集には、TVサイズ版とメロディ入りカラオケ(インスト)版が収録されていた。
よくカバーされる楽曲で、THE ALFEEがアルバム「Nouvelle Vague」にて「SAVE YOUR HEART~君だけを守りたい」というタイトルでカバーし、アスカ・シンを演じたつるの剛士が自身のカバーアルバム「つるのおと」でカバー。作詞作曲した高見沢俊彦もシングル「ULTRA STEEL(A版のみ。他はカップリングが異なる)」、ソロアルバム「雷神」でセルフカバーしている(高見沢俊彦withつるの剛士名義)。
ウルトラマン関連のコンサートでもよく使用される楽曲でもあるため、ウルトラファンにはお馴染みな歌の一つでもある。
「みんな、あなたを待ってる!!」
「目覚めてーーーーーー!!」
劇中でアスカのカバーバージョンが挿入歌として使用された。
このバージョンの正式タイトルは「君だけを守りたい ~アスカの歌~」。
ウルトラマンゼロとウルトラマンコスモスがハイパーゼットンに苦戦する中、石像と化していたダイナが復活し、二人を援護するシーンで流れる。
この後の逆転劇も併せて、ダイナ好きなら感動間違いなしのワンシーンである。
サントラにも収録されていて、上記の台詞(演じたのは秋元才加)も入っている。
またチームUのリーサ役の佐藤すみれが歌った「リーサの歌」というバリエーションもある。この地球にこの歌を伝えたのはアスカであり、作中の回想シーンでも確認できる。サントラCDにも収録されているが、1番のみ。
余談
高見沢氏は、『サーガ』用にこの曲を一から作り直している。また、彼はインタビューで「世界を守るにはまず個人を守らないといけない。個人を守るには自分のすぐそばにいる人を守らないといけない」。といった発想でこの曲を作詞したと語っている。
ちなみに、本家のサビでは初代ウルトラマンの声が収録されている。といっても、当時はダイナと昭和シリーズの関係は希薄なのだが。