プロフィール
- キャッチコピー:雷雲の将
- 身長:172㎝
- スリーサイズB:89 W:60 H:87
- 職業:将軍
- 武器:ツーハンデッドソード"サンダークラップ"
- 武具:兜
- 好きなもの:かわいいもの(特にエリナ)
- 嫌いなもの:無責任
- 趣味:シメントス(チェスのようなゲーム)
- キャラクターデザイン:久行宏和
- 本文イラスト:2号
- 声優:田中敦子(たなか あつこ)
概要
クローデットは、ヴァンス伯爵家の長女。レイナ、エリナは腹違いの妹。
継承権は第三位。平民出の母を早くに亡くし、父からは娘というよりは家臣として育てられた。女王直轄領との国境の長城に駐屯しており、最前線で軍務をこなしている。
クイーンズブレイドへの参加理由は、伯爵の命によりエリナではレイナ捕縛が難しいと判断し、クローデットにもその任務を与えた為。
指揮能力の高さに加え、剣技も大陸随一の腕前。クイーンズブレイドの優勝候補の一人である。
本人もエキドナやカトレアの様な実力者との勝負の行方は分からないが、その他の対戦者には勝てると豪語している。さらに機会があればアルドラも倒す気でいる。
そんな彼女の実力と相まって、雷光をまとった魔法剣は鬼神の如き強さを発揮する。
またその剣を使用することから人々から"雷雲の将"と畏怖の念と共に呼ばれるようになった。
性格
無口で無愛想であるが、他人にも自身に対しても厳しく、清廉で公明正大な人格者であり、領民や兵士たちに尊敬されている。
ただ、ことエリナのことになると、彼女のことを溺愛し過ぎているため、人格者の面影は微塵も感じられ無くなってしまう。それ以外は欠点のない性格をしている。
容姿
異母妹たちとは違い、栗色の長髪をしており、筋肉質であるが、出るところは出たグラマラスな身体つきをしている。
服装は、頭を保護する兜に、左腕をほぼ覆っている篭手をしている。しかしそれ以外の部分は、ほとんど肌を露出した所謂ビキニアーマーと呼ばれる恰好をしている。
他のキャラクターとの関わり
エリナには病的な程のシスコンであるが、継承権第一位でありながら、無責任に家を飛び出したレイナに対しては憎悪に似た感情を抱いている。
ただ、本来はエリナと同じくらい大事な妹だと思っている。
カトレアとは愛剣である「サンダークラップ」を彼女から譲り受けた縁から交流がある。
「サンダークラップ」は彼女の身の丈以上ある「ツーハンデット・ソード」であり
はじめて扱う事が出来る
電神の加護を帯びていることから非常に扱いづらいが、同時に雷の魔力を無効化
することができる。
キャラクターの性能
非常に強力であり、設定上はエキドナ・カトレア・アルドラと共に四強と呼ばれるキャラクター。ゲームブックでもその名に恥じぬ性能を持つ。
「サンダークラップ」の特性から
「相手に防御されてもダメージを与える」ことができるが、金属製の武器を持たないもの
には効果がないという、設定に忠実なシステムが導入されている
基本性能もかなりのものである。
ヴァンス伯
クローデット達三姉妹の父は、かつて大陸を支配していた王族の
末裔であり、貴族による永遠の支配を望む。
非常に厳格であり、敵対する者には徹底的に排除する、高貴でない平民を心では嫌悪しており
愚劣な者を憎む。
しかし、クローデットの母親と身分違いの恋に落ちるなど、彼もまた
貴族の血の呪縛と、己の傲慢さ、寂寥感に苦しむ一人の人間である。
レイナ達の母マリアとクローデットの母を愛しており、
娘を彼女たちのように失いたくないと願っている。
クローデットには、厳格に接しているが、同時に彼女の心優しい性格に
愛する片妻の面影をみている、しかし貴族の血を優先するあまり、
クローデットを危険な戦場に置いている。
マリアを亡くす原因となったクイーンズブレイドを憎んでおり、
支配者としても、貴族としても、クイーンズブレイドを激しく憎悪している。
クイーンズブレイド
彼女は元々、レイナとエリナの影として生きる運命を背負っていた。
しかし、父の貴族の呪縛を解きたいがために、クイーンズブレイドに優勝し女王の座
を勝ち取ろうと決意を固める。
奇しくもこの行為は彼女と血のつながりのないマリアの生涯をなぞるものであった
彼女も母もマリアと同じく優しい女性であったことがうかがえる。
女王戦ではレイナのために静かに闘いの結末を見届けた。
最終的にはエリナと和解し、国を自分の手で、良い方向に変革する事を決意するまでになる。
『クイーンズブレイドリベリオン』におけるクローデット
クイーンズブレイド優勝者が女王となる権利を放棄し、行方不明となってしまった為、準優勝者である彼女が繰り上がり優勝し、新たな女王として君臨している。
女王となってからは貴族と平民の格差を失くそうと善政をしくが、
いつしか、軍事大国を築き上げるため反対する貴族を弾圧し、
まるで人が変わったかのように、国民に対して圧制を強いている。