概要
秋田県が開発したイネの品種。同県を始め東北から九州まで広く作付けされている。
特徴として、味が濃すぎず比較的あっさりしているため食べやすく、多種多様なおかずにも相性が良い点が挙げられる。
ただし若干吸水性が悪く、とぎ方が悪いと美味しく炊けないため、丁寧にといで多少長めに水に浸しておくのが美味しく仕上げるコツである。
また、ブランド米の中では古参の部類に入り、「あきたこまち」の名前自体は全国規模で広く知られているものの、圧倒的知名度を誇るコシヒカリを父親に持つためか少々地味な品種という印象は拭えない。
しかし、あきたこまちは前述の通り多くのおかずと相性が良いため、なにと一緒に食べても双方共においしく食べられる、きわめて質実な品種であるともいえる。
ある意味、全国的な話題性にはいつも乏しいが、そのかわり大きな事件事故や天変地異に見舞われることも少ない秋田県を象徴するブランドといえる…かもしれない。
なお、こうした地味さの打破や知名度向上を狙ってか、秋田県羽後町のうご農業協同組合が販売する同品種の米袋は西又葵がイラストを提供した、いわゆる「萌え米」として売り出しており、同町における町おこしの一端を担っている。
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クイズ!脳ベルSHOW…月火・水木のトップ賞(5kg)及び金曜日の週間チャンピオン(10kg)の商品にもなっている。