概要
2007年にキンケドゥが制作した、『アンパンマン』の二次創作作品。…ではあるのだが、内容はどう考えても子ども向きではない。
正式タイトルは『リアルアンパンマン MSV』。
当時の二次創作界隈にて隆盛を極めていたBMSAを使用した作品で、『超人類』や『世紀末覇王伝説』と並び同技術作品の代表的存在となっている。
動画の音声にはガンダムシリーズや『天空の城ラピュタ』などのアニメ作品や、『ヴァルキリープロファイル』などのゲーム作品のものが使用されている。有名なセリフも非常に多い。
あらすじ
アンパンマンはいつもと同じように今日も、パトロールに出かける
どうせ今日もどこかでバイキンマンが悪さをしているだろう。
そして、それを見つけたアンパンマンはいつものようにバイキンマンをやっつけるだろう
お決まりの日常にお決まりのパターン それは、永遠に続くものかと思われた・・
ただ・・・・今日だけは何かが違っていた・・・
なにかが・・・・
登場人物
※この項目に記述している設定は、あくまで『リアルアンパンマン』での設定です。本家『アンパンマン』とは一切関係ないことに注意してください。
- アンパンマン
本作の主人公。
町の人々を守るためにバイキンマンと戦っていた。
町を壊滅状態にし、虐殺行為に走ったバイキンマンに激しい怒りを燃やし、アンパンチでバイキンUFOを撃墜。重症を負ったバイキンマンに一切の慈悲をかけず、そのまま葬り去ろうとしたが、かつての仲間でもあったジャム一行の襲撃に遭い、突然の出来事を目の当たりにした彼は戦意喪失し、瀕死状態に陥ってしまう。生死の境を彷徨う中で、役立たずとして仲間に裏切られたという現実を突きつけられた彼は、復讐に身を燃やす阿修羅と化す。
憎悪の力により復活した彼はパン工場を襲撃。チーズ、ショクパンマン、おむすびまんをほぼ再起不能にするレベルまで叩きのめし、アンパンマン号に搭乗したジャムおじさんと対峙。アンパンチで大ダメージを与えるが、ジャムおじさんは最終兵器の核でアンパンマンを抹殺せんとする。それでもなおアンパンマン号に全エネルギーをぶつけようとするも、最期の力を振り絞ったおむすびまんに妨害され、核の直撃を受ける。だが、彼は・・・。
アンパンチのときの表情が絶妙にキモい。
前半は『Zガンダム』のカミーユのセリフが多く、後半は『∀ガンダム』のギム・ギンガナムのセリフが多い。
- バイキンマン
アンパンマンの宿敵。
元の面影がほとんど残っていないレベルの美形悪役キャラとなっている。
残忍な性格で、町で虐殺行為に走る。
怒りに燃えたアンパンマンの猛攻によりUFOを破壊され、自身も重症を負う。アンパンマンにとどめを刺されそうになるが、その直後にジャム一行が現れアンパンマンを襲撃、一行に回収される。
実はジャムおじさんと裏で結託しており、アンパンマン号の核もバイキンマンが提供したものだったことが明かされる。
一部シーンで声が某大佐になる。
- しょくぱんまん
アンパンマンのかつての仲間。
バイキンマンに次ぐ美形キャラとなっているが、こちらはまだ元の面影は残っている方である。
アンパンマンの前にジャム一行と共に現れる。
ジャム一行のパン組ではリーダー格。アンパンマンに対しては批判的で辛辣な態度を取り、攻撃を喰らわせようとした。カレーパンマン、メロンパンナ、おむすびまんと共に連携してアンパンマンを倒し、パン工場に戻るが憎悪の力によって復活したアンパンマンに顔半分焼かれると言う悲惨な光景で呆気なくやられるが、幸いにも生きており、最期はアンパンマンを止めるべくおむすびまんとチーズと共に連携して散った。
劇中では某木星帰りの男と同じセリフを吐くシーンもある。
- カレーパンマン
アンパンマンのかつての仲間。
ジャム一行と共にアンパンマンを襲撃した、女と酒が好き。
好戦的ではっきりとしているような面もあるが、憎悪の力によって復活したアンパンマンの強さを目の当たりにして命乞いをするなどの弱気な面、ジャムおじさんが核兵器を使おうとした事に対して嫌悪感を示す面もある。
- メロンパンナ
アンパンマンのかつての仲間。
ジャム一行と共にアンパンマンを襲撃し、しょくぱんまん、カレーパンマン、おむすびまんとの連携でアンパンマンを倒した。
回想シーンではしょくぱんまんと共にアンパンマンの信念を批判した。
- おむすびまん
アンパンマンのかつての仲間。
剣士でもある。
ジャム一行と共にアンパンマンを襲撃し、しょくぱんまん、カレーパンマン、おむすびまんとの連携でアンパンマンを倒すが、復活したアンパンマンに上半身と下半身を両断されると言う重傷を負ってしまうが、幸い生きており、最期の力を振りぼって叫びながらしょくぱんまんと共にアンパンマンを押さえつけて散った。
実は、バタコと付き合っていた事が劇中で判明している。
- チーズ
ジャム一行のペット。
襲撃してきたアンパンマンに対して、威嚇するが返り討ちに遭ってしまう。
幸いにも生きており、最期はアンパンマンを押さえ込み、しょくぱんまん、おむすびまんと共に散る。
- バタコ
アンパンマンのかつての仲間でもあり、生みの親(?)
ジャムおじさんの部下。
アンパンマンを助けると見せかけて襲撃した、その後に復活したアンパンマンの強さと力を目の当たりにした事で、恐怖を感じている節がある。
核兵器でトドメを刺そうとし、負傷した部下達に対して出来損ないと罵るジャムおじさんに対して反対的だったり、嫌悪感を抱いている面もある。
- ジャムおじさん
アンパンマンのかつての仲間でもあり、生みの親(?)
幼少期のアンパンマンに優しさと勇気を教えるなどの良心な面があったり、アンパンマンのピンチの時に何度も救っているが、裏では役立たずとして捨てていた。
それを知る事もなく、唐突な出来事に戦意喪失したアンパンマンに部下のしょくぱんまん、カレーパンマン、メロンパンナ、おむすびまん、バタコと共に痛みつけた。
その後、復活したアンパンマンを抹殺せんとし、核兵器でトドメを刺す、この核兵器はバイキンマンと裏で結託して提供されたものである。
憎悪の力で返り討ちにあったしょくぱんまんとおむすびまんに対して出来損ないと罵ったり、利用できるものを利用して生きてきたと発言するなど、冷酷な面も見られるが...?
関連タグ
外部リンク
- 第一話
- 第二話