ズール星人
ずーるせいじん
ズール星人とは『帰ってきたウルトラマン』に登場する宇宙人の名称である。
「馬鹿な人間どもだ。我々ズール星人が連れてきた怪獣がそんなに簡単に倒せると思うのか」
概要
地球侵略のために邪魔なMATの壊滅及びウルトラマンの抹殺を企む宇宙人。怪獣レッドキラーを操る。
地球に派遣された工作員は紙芝居屋の老人に擬態しており、紙芝居の商売道具でもある紙芝居は母星にいる上司とやり取りをするための通信機能も兼ね備えている。
郷秀樹を少年の轢き逃げ犯に仕立て上げ、謹慎処分に陥れた隙にレッドキラーを紙芝居の内容通りに暴れさせ暴れさせ、怪獣がMATの新兵器『スーパーカノン』を受けたことを確認した所で一時撤退させる。
そして油断し切った所を再びレッドキラーを暴れさせ、一気にMAT及び謹慎中の郷と唯一の目撃者である少年をまとめて抹殺しようとするが、間一髪意識を取り戻した少年の証言により謹慎を解かれた郷から真相を聴いた岸田隊員によって射殺された。
ちなみに冒頭、擬態した工作員が子供たちに見せた紙芝居の内容というのが「怪獣レッドキラーをMATが倒すというストーリー」というウルトラマンが全く登場しない内容であった。
そのため、ウルトラマンが登場しないことに子供たちが文句を言うのだが、
「ウルトラマンなんて宇宙人じゃないか。地球を守るのに宇宙人の助けを借りるのは駄目だよ」
と至極全うなことを言って子供たちを諭すのだが・・・お前がいうな‼