牛久花和
うしくかな
「あたしだって!せんぱいと一緒に楽しくチアしたい!せんぱいと笑い合いたい!
変えることはできなかったとしても ずっと前から見てたんだもの!」
概要
鳩谷こはねのチームメイトのひとり。
中学時代は有馬ひづめと同じチアリーディングチームに所属しており、彼女にあこがれていた。そのチームに後から加入したため、ひづめのことを(同級生でありながら)「せんぱい」と呼んでいた。
ひづめがチームを追い出されてしまった事を機に自身もまたチームをやめたが、ひづめの新たなチアを追いかける為、チア同好会に入部する。
名前の「花和」をこはねに「はなわ」と間違えられ、そのままであることを不満に思っている。(ただし、つられて呼んだひづめはお咎めなし)
性格
普段は落ち着いた素振りを見せるが、ひづめが関わると態度が豹変し、推しに会えたオタクみたいにテンパる。チア部に入って時間の経った今でも尊死が後を絶たない。しかし、チームメイトとして隣に立ち続けてきた事で、感情が少し変化している様子。
基本的に物事は彼女への利害で判断している。だが、最近はこはね達のことも考えるようになり、上手くやった時は遠回しに誉める。要するにツンデレである。
ひづめが絡まないと割と常識人なので、経験者として技術面でチームを牽引している。ツッコミ役の宇希が機能不全の時は花和がツッコミに回る。
スペック
進学するタイミングで一度チームを止めていたものの、チアのスキルは高い。根古屋姉妹が「二人(ひづめと花和)が抜けてレベルはがっつり下がった」と語っていたことから、前のチームでもかなりの実力者だったことが伺える。
虎徹曰く彼女のチアは「動きにキレがあって華やか、そして大迫力」。確かに、色々と大迫力である。
成績について明確な描写は無いが、皆で宿題をする際に「どうしてあたしは優秀であってしまうのかわからない…」と、ひづめの家庭教師が受けられないのを悔やんでいた。
花和とチア
チアを始めたきっかけは、意外にも「痩せるため」。実は、幼少期の花和は親の甘やかしが原因でかなり太っていた。虎徹より太ってた。花和も食べ過ぎは自覚していたが、当時の流されやすい性格もあって断ることはできなかった。
そんな中、医者から警告を受けてしまい、身体を動かすために近くのクラブチームでチアを始める。そのチームにいたのがひづめであり、彼女のチアのスキル、そして意思の強さに惹かれていくようになった。(肝心の体重は気づいたら痩せていたそうな…ドンマイ、虎徹。)
そして時が経ち、彼女がチームを追い出されると後を追うように脱退。(理由は、せんぱいがいないと意味が無いから。重い。) その後、同じ高校に入学したひづめをストーk…影で見守っていた。
やがて、素人だらけのチア同好会がひづめ本来のチアを奪っていると感じ、こはね達に物申しに来る。そんな中、足を滑らせた花和を庇ってバスケ部の応援を控えていた宇希が負傷。責任を感じた花和は、宇希の代わりに応援に参加する。
バスケ部の応援の中で、花和はひづめが昔よりも楽しそうにチアをしていること、そしてチアは皆でやるものだったことに気づく。新しいひづめとチアしたいと強く思った花和は、チア同好会に入部を決めたのだった。花和の加入により、チア同好会は部に昇格する。
チア部加入後は純粋(?)にチアを楽しむようになる。ひづめと対等になる為に自ら名前呼びに踏み出したり、こはねの自主練に付き合う様になったりと、精神的な成長が多く見られた。終盤ではこはね達を案じて…
スタンツでは、ショルダーストラドルを始めてやった時にスポットとしてこはねを支えている。宇希のトップバージョンではダブルベースサイスタンドでベース担当。