「よぉし勝負だ!あドスコイ!あぁドスコイ!」
「横綱ターボロボ!ばんざ~い!!」
CV: 神山卓三
登場話:第21話「ドスコイ勝負」
概要
暴魔百族に属する魔獣・暴魔獣の一体で、相撲攻撃を得意とする暴魔百族一の力持ち。元々は荒々しい性格でその怪力を武器に古代の人間達を相手に暴れ回っていたが、聖獣ラキアに敗れ『道』の一字が描かれた化粧廻しを授かってからは、純粋に相撲を楽しむ善良な性格となった。善玉怪人の一人である。
技・能力
服を脱がす光線
その大きな顔の中心、鼻のあたりから黄色い光線を発射する。後述のマワシ飛ばしの準備技。命中した人間は服が次々と脱げて宙を舞い、丸裸になってしまう。
マワシ飛ばし
顔の両脇から多数の黒い廻しを発射。裸にした人間達に装着させ無理やり相撲取りにしてしまう。相撲の性質上、劇中では男性しか狙われなかったが、ターボレンジャーとの戦闘では他の四人と一緒にピンクターボもこの技の餌食になり、スーツのスカートの上からマワシを締めた格好を披露する事になった。
奥の手
巨大化させられターボロボと戦った際に見せた文字通りの奥の手。巨大な顔面から中の人の…もとい隠し腕が飛び出し強烈な張り手を見舞う。命中したターボロボを大きくよろめかせるなど威力も高い。
活躍
その怪力に目をつけられ、ジンバの手によって封印が解かれるが、本人は悪意のないままに武蔵野学園高校の男子運動部員達をフンドシ一丁にしては相撲勝負を挑み続け、駆け付けたターボレンジャーをも相撲で圧倒。次なる取り組みの相手を求めて彷徨うが、その異形の姿ゆえに、そして現代人の裸になる事への恥ずかしさから皆に逃げられ、「もうこの世に相撲をとってくれる人はいないのか」と一人嘆いて黄昏れる。
その後成り行きで山形大地と相撲をとることになり、双方白熱の勝負の末に彼と心を通わせる。
「かつて自分は己が力を誇示したくて暴れていたが、ラキアに負かされて相撲の心を学んだ結果改心した」「力だけでなく心をもつ者が真の勇者であると気付かされた」と身の上を語り、大地たちと打ち解け互いに相撲を楽しもうと意気投合した矢先…。
スモウボーマを凶暴化させるべく現れたジンバによって化粧廻しを破壊され、ズルテンが放った暴魔再生巨大化光線により巨大化させられ、理性なき暴魔獣と化す(暴走時には顔に赤い隈取が表れる)。
しかし相撲に対する情熱は消え失せておらず、廻し姿のターボロボが太鼓の音と共に登場すると、それに引き寄せられるように土俵入り。
相撲で勝負を挑むターボロボに応戦し、強烈な張り手や両肩から赤い腕を射出して挑むも、ターボロボの上手投げで勝負あり。隈取が消えて元の人格を取り戻し、ターボロボを称えて倒れ、爆散。遺言通り綱を遺した。
余談
大相撲名古屋場所の真っただ中に放送された、時事ネタ回である。
関連タグ
スモートロン 15年越しに登場した相撲怪人。しかしこちらは凶器も八百長もアリという正反対のキャラである。