概要
ゴキブリ、あるいはフナムシ、タガメに近い形の昆虫型クリーチャー。
現実のゴキブリより3倍ほど大きく、不気味な鳴き声を発している事が特徴。
名の由来は、「這い回る者」の意。
物語にはあまり関わらない存在だが、シリーズの随所で登場するため隠れた名脇役とも言える。
第1作ではアレッサが苦手な昆虫に対するイメージが具現化し生まれたものとされる。
ゲーム中では裏世界の屋内にのみ出現、足元を素早く動き回り噛み付き攻撃を行ってくる。
クリーチャーの中では小型で、攻撃力、体力共に低いが、複数で出現することが多い。
第2作では多少サイズが小型化したほか、昼間の屋外でも出現するようになった。能力は前作と大差なく、設定資料集等でもジェイムスの欲望・思念との関係などは特に語られていないが、クリーパーまみれの部屋に閉じ込められるイベントがあるため、前作より印象に残ったという者もいるだろう。
映画版ではジャニターが侵蝕した裏世界から出現した。身体の裏面に人面のような顔を持つほか、第2作のクリーパー部屋よりも遥かに多い、数万匹の群れとなったことが特徴。
また、三角頭に引き連れられており、三角頭が大鉈で引き裂いた鉄扉から湧き出して主人公のローズやシビルに襲い掛かるシーンも印象的。フィギュア化もされている(ただし、踏み潰されているが)。
ガンシューティング「THE ARCADE」でも映画版と同様、数万匹の群れとなって現れ、三角頭と共に襲ってくる。また、ボスのエミリードールもたまに吐き出してくる。
「ホームカミング」でも映画版をイメージした演出で登場……したかに思われたが、本作に登場したのはよりゴキブリに近い姿になった「swarm」であり、クリーパーではなかった。