うわさ
ロビーは自らの頭を落としてしまった。この泣き虫の男の子は斧を手に取り上げ、彼の得意とすることを繰り返すほかない。
概要
アプリゲーム「IdentityV」に登場するハンターである。
「ロビー」の方が呼びやすいため、愛称のようにこちらで呼ばれることも多い。
プロフィール
通称 | 泣き虫 |
---|---|
名前 | ロビー・ホワイト |
職業 | 不詳 |
好きなもの | ねずの木、斧 |
嫌いなもの | 草薬 |
趣味 | 枝の剪定 |
特技 | 庭を片付けること、隠れん坊 |
記念日 | 4月25日 |
容姿
袋のようなものを被り、一見カカシのような見た目をしている少年。
頭部分には口のように開閉する裂け目と、それを縫い付けるように紐が通されている。
首にはハングマンズノット(首吊り結び)の紐を括り付けており、首の後ろと手首からは木の枝が伸びている。
カメラをめり込ませることで頭の中身を覗くことができるが、素顔どころか何もない空洞になっている。
その他、紺と白のストライプシャツに紺のオーバーオールを着用。
片足だけ濃紺と白のストライプの靴下を履いていて、肌の色は血の気の感じられない蒼白。
服装の傷みも相まって子供のゾンビのよう。
武器として元は薪割り用に使っていたと思われる片刃斧を使用する。板の破壊もこの斧の一振りで行う(破壊速度は他のハンターと同じ)。
なお、本場中国ではこの斧は表現規制の対象となっており、木の枝でできた斧(一見すれば箒のような形)に差し替えられている。
性能
単独のハンターとしては同ゲーム初の子供のハンター(子供を含むハンターとしては夢の魔女が先出)。
子供ゆえに背丈が低いため、直立状態で比較すると頭の袋を含めてもサバイバーより背が低い。相応に視点が低い(サバイバーと同等)。
条件付きのスキルが多く、それらの管理が肝要となる。
通常攻撃を当てた後の硬直モーションは斧に乗って周囲を見回すというものだが、視点が高くなったりはしない。通常攻撃の判定はハンターから見て左側に判定が広い。
外在特質(パッシブ能力)
- 腐敗の領域
マップ上に安息末の苗が出現するようになる。安息松の苗周辺は「腐敗の領域」状態となり、
2体の怨霊が円を描くように浮遊するようになる。
複数の安息松のある腐敗の領域が接した時、2つの安息松の間に安息の道が形成される。
怨霊 | 常に安息松の周りを巡回するが、行動可能なサバイバーが腐敗の領域から離れた時、腐敗の領域内の怨霊がそのサバイバーに飛んでいき、サバイバーの周りで30秒巡回する。それぞれのサバイバーには最大2つの怨霊が巡回する。 |
---|---|
安息の道 | 安息松が螺旋の根を張って形成する道のエリア。このエリア内では、ロビーの移動速度および全動作の速度が大幅にアップする。しかし両端の安息松のどちらかが破壊されると、安息の道は消失する。 |
- 無限の命
数本の安息松の苗を生やした状態で試合が開始される。
(通常の1対4モードでは、最初から5本がいずれかの解読機の近くに生成される。)
サバイバーは成熟した安息松を破壊することで対応する腐敗の領域と怨霊を消滅させることができ、30秒の間怨霊に巡回されなくなる機会を得るまたは、自身を巡回している全ての怨霊を消滅させることができる。
安息松を破壊するとハンターに位置が知らされる。
ロビーは破壊された安息松の枝を拾うまたは、成熟した安息松から枝を1本刈り取ることで新たな安息松を植えることができる。
実態能力/固有スキル(アクティブ能力)
- 再生
開幕から使用可能、ただし1本以上の安息松の枝が必要。安息松の枝を使用し、新たな安息松を植えることができる。
ただし、一部マップの特殊な建築物(特に建物の2階など)に植えることはできない。
枝は3本まで所持することができ、最大まで所持した状態で始まる。
フィールド上に6本の安息松が存在している状態で新たな安息松を植えると、最も古い安息松が消滅する。
- 怨霊消滅
開幕から使用可能。腐敗の領域内または怨霊に取りつかれているサバイバーの近くで、ロビーは怨霊に命令し、一瞬経った後に自分に向けて飛ばすことができる。
この時、怨霊は壁などの障害物を貫通する。
ただし誰かが拘束されているロケットチェアは貫通することができず、衝突して消失する。
引き寄せた怨霊がサバイバーに当たると、怨霊は対象サバイバーに攻撃1回分のダメージを与えて消滅する。
サバイバーに命中しなかった怨霊は泣き虫に吸収され、短時間移動速度が上昇する。
いずれの場合も消失した怨霊は20秒後に再び出現する。
スキル自体のクールタイムは15秒。
- 安息の道
ロビーが安息松を召喚すると、足元から根が出て前方に急成長し、1直線上に加速帯生成できる。
このエリア内では、ロビーの移動速度および全動作の速度が大幅にアップする。
存在感ゲージが1000溜まることで解放。
更に枝を1本消費することで終着点に安息松を1本植えることができる。
壁や障害物なども貫通して生成できるが、通行できる場所でなければ効果は得られない。
再使用までに25秒とやや長めのクールタイムがある。
見た目は木の根でできた道だが、見た目より効果範囲は狭くほぼ中心にしか判定が無い。
また上下方向にも判定が薄く、ちょっとした段差程度でも効力を得られなくなる。
段差がなければ2階や地下でも使用可能。
- 腐敗の息
存在感ゲージが2500(最大)まで溜まることで解放。
行動可能なサバイバーが腐敗の領域から離れると腐敗の気配に纏わりつかれ、3秒の間移動速度が大幅に低下する。
長所
怨霊による障害物を無視した中距離攻撃や、それらを外したとしても得られる短時間の加速による波状攻撃や、安息の道による高速接近など、瞬間的に高いチェイス性能を発揮することができる。
怨霊攻撃は使用しても足を止めない(硬直がない)ため、怨霊を当てた後に間髪入れず連続攻撃することもでき、上手くハマった場合大幅にチェイス時間を短縮することができる。
当然これらの能力はキャンプ・トンネルなどの戦法とも非常に相性が良く、無策のサバイバーの即ダウンを狙える他、救助されても追撃は比較的容易である。
腐敗の領域から出たサバイバーには怨霊がまとわりつくため、その動きを見ることで索敵もできる。
またサバイバーと同等程度の背丈しかないことから、低めの壁などでも姿が隠れる場合があり、サバイバーからの感知が遅れることがあるので、ちょっとした不意打ちにも期待できる。
短所
安息松の範囲内ではかなりの強さを発揮するが、逆に言えばその範囲の外では平均以下の性能しか無い。範囲の外に逃げられてしまうと怨霊の数が減るため時間を稼がれてしまう。
安息松の範囲はさほど広くはないため新たに木を植えようにも、植えている間に距離を取られることで枝が無駄になってしまうこともしばしば。
木を新たに生やすためには枝のストックが必要で、無くならないよう回収に時間を割かなければならない。
そして安息の道の的確な配置や怨霊を当てるためのエイミング能力も求められるなど、良くも悪くもプレイヤースキルに強く依存している他、そもそも怨霊の周回ルートがほぼ運など操作が複雑で難しく、不安定。
視点の低さから移動速度が速く感じられるが、実際は下から数えた方が早い部類であり、通常攻撃の判定も前方には決して広いと言えるものではなく、能力の補助なしでの追撃には難がある。
一方で溜め攻撃ではない通常攻撃には横方向に判定が広いという特性があり、旋回にはやや強いもののチェアケバブも起こしやすいという難点を抱えているため、チェア前での攻防にも注意が必要。
また長所にも挙げた背丈の低さは同時に視点が低いということでもあり、他のハンターと比べて索敵に若干難を抱えるという弱点にもなっている。特に高い壁が連なる場所ではサバイバーを見失いやすいため、他のハンターよりも注意深く痕跡を追う必要がある。
一応サバイバーから木を破壊されることで通知が発生するため位置を知ることはできるが、自分に有利なエリアを失っているということでもあるため、深追いには注意したい。
全体的に前傾姿勢なためか、特に通常攻撃のモーション中に板倒しの判定に巻き込まれやすいという弱点がある。頭が大きく動くため、食らい判定も前方に出てしまっているのかもしれない。
余談
「薪割りが趣味だった」「薪割りの必要がなくなって不満だった」という描写から、
現在の彼は半ば趣味感覚でハンター業を楽しんでいる可能性がある。恐ろしい子……!
板を割る、窓枠の乗り越えなど、一部のモーションが夢の魔女の信徒と酷似している。サバイバーを風船に縛っている状態からもがき脱出されると、自分も風船で浮かび上がってしまい、手を離して倒れ込んでしまう。身体が軽いためあまり暴れられると風船を制御しきれなくなるのだろうか。かわいい。
2020年演繹の星(人気投票)イベントにて彼に票を投じた時、「チョコレートをくれたらうれしいな。」というセリフが現れることがあるため、チョコレートが好きな食べ物の可能性が高い。どうやって食べるかについては考えてはいけない
協力狩り(ダブルハンター、2対8)モードでも使用可能なのだが、
背丈が低いため、電話機を使用する際は斧に乗って高さを稼ぐ。器用。
衣装(スキン)一覧
UR |
---|
錬金 |
国王は国に富をもたらす王子を願い、それを手にした。 |
赤ちゃん人形の頭部を被り、王子様のような衣装に身を包んでいる。武器は王笏のような意匠の両刃斧。安息松のグラフィックも変更され、プレビューアクションでも見ることができる金の木でできた玉座になる。ただし座ることはできない。入手はS5真髄3からのみ。 |
SSR | |
---|---|
時間に忘れ去られた男の子 | 号泣 |
彼はその全てが幸運の女神からの贈り物だと思っていた —— 時間に忘れ去られるまでは。 | 長い帰る道で、誰が号泣しているのだろう。私たちとともに、失踪児童の問題に注目しましょう。 |
入手方法はS7・真髄1。S7・真髄1はネバーランド、つまりピーターパンの物語が軸となっており、この衣装のモデルは主人公である「ピーターパン」だと思われる。沢山の葉っぱを身に纏っており、右足や左脚が蔦のようになっていたりと植物が主軸となった衣装になっている。斧の先端は少し不気味な橙の花になっており、この花は展示モーションの冒頭で彼が出てくる花が変化したものである。ちなみに花は光っているし展示モーション中に謎の鳴き声のようなものを出している。また泣き虫自身の首回りにも小さい花がふたつついている。これは光らない。安息松はみどりの太い茎に、茶色くトゲのはえた蔦が螺旋状に交差して巻き付いており、先端にはこれまた光る橙のつぼみがついている。これは完全なる余談だが、ピーターパンは永遠に年をとることはない少年であり、また原作の作中に出てくるピーターパンの隠れ家の名前は「首吊り人の木」。…そこはかとなく彼と繋がるものを感じられた。 | 5月25日の世界失踪児童の日に因んで制作されたスキン。てるてる坊主と雨具(レインコートや長靴)をモチーフとしていて、背中にはクマのクッションを背負い、パジャマのような服を着ている。武器も斧型の欠けたペロペロキャンディーと非常に可愛らしい……が、ただ可愛らしいだけではなく、同時実装される携帯品「牛乳パック」も失踪した子供の捜索のために顔写真が印刷されたものであることや、フードに縫われた「Missing(行方不明)」の刺繍、ロビー自身の背景設定も相まって非常に重い背景を持つ衣装と言える。ちなみに、安息末の苗は黄色いリボンがついた白と水色のペロペロキャンディーに、安息松の根はピンクと白色の紐状キャンディーになるため、フィールドがかなりメルヘンになる。チャリティイベント期間限定でショップ販売され、購入はエコーのみで可能。売り上げは全額が国際慈善団体へ寄付される。ちなみにこの衣装で集まった募金総額は約4600万円だったらしい。すごい。 |
イワン | |
大事なものを守るための代価が栄光の破滅だとしたら、あなたは誰にその選択をさせる?あなたの使命か、あなたの心か。 |
SR | |
---|---|
毒牙 | パン |
拘束のない権力はすべてを腐らせる。 | この密林は私にとっては聖地であり、あなたにとっては逃れられない迷宮だ。 |
全体的に紺色のカラーリングとなり、頭部に縫い目が増え、蛇と五芒星の紋章が追加される。マントにも金具が増え、魔術師のような装いとなっている。服も白無地のシャツにサスペンダーパンツに変わっており、靴下は赤と黒のチェック柄に。ショップにてエコーまたは欠片で入手可能。 | 全体的に赤い衣装、背中にゼンマイ、そして頭に巻きヅノと可愛くない仮面を着けた衝撃の姿。同シーズンの他キャラ衣装がギリシャ神話モチーフなので、こちらもギリシャ神話に登場する半獣神「パーン」(アイギパーンとも)が名前の元ネタと思われるが、説明文を読む限り映画「パンズ・ラビリンス」から強く影響を受けているようだ。ちなみにパーンは「パニック」の語源でもある。この衣装を見た者をパニックに陥れる……? |
怪力男児 | トネリコの死 |
体は小柄だが、軽々と重い松の枝を持ち上げられてしまう。 | 木こそがこの世界の原住民だ、憎き侵入者め! |
カカシ頭 | 鬼燈 |
脳のないカカシは、人を嘲笑うことでしか智慧を表現できないと思っている。 | 魂たちの世界を照らし、「悪魔」たちをあるべきところに返します。 |
R | |
---|---|
赤斧 | 黒い炭 |
服を赤く染めるのは簡単さ。難しいのは斧も赤く染めることだ。 | 柴を刈り、炭火を付けるのが彼の生活の一部だった。それもこのまま続いていくのだろう。 |
袋の色が赤に染まり、肌の色もやや人間のものに近くなる。説明文が物騒。入手方法はS6推理の径ボーナス。 | |
白い砂糖 | |
砂糖の甘みが好きだったが、今は好きになれない。 |
初期衣装 | ボロい服 |
---|---|
初期衣装。すべてが自然に見える。 | 服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ? |
関連イラスト
関連タグ
処刑マジニ(バイオハザードシリーズ):斧を使う、頭に袋を被る、敵対者(追いかける側)、(広義での)ゾンビ、霊(「マジニ」は"悪霊"の意味)繋がりなど共通点が多い。
ミミッキュ(ポケモン):ボロ布を被っている、頭に見える部分は飾り(空洞?)、ゴースト繋がりなどの共通点を持つ。
ロビー君(サイレントヒルシリーズ):同じ「ロビー」という名の別人だが、ホラーゲームキャラ繋がりであることやオーバーオールなどの偶然の一致が見られる。
ねずの木の話(柏槇の話、Von dem Machandelboom):グリム童話のひとつ。登場人物の一人の男の子(兄)が義理の母親によって首を切られて死んでいるが、復讐を果たした後蘇っている。
背景推理
背景ストーリー
「ロビー・ホワイト」は一夜にして、広々とした大きな家、快適なベッド、美味しい食べ物、優しい両親を無くした。代わりに彼を待っていたのは、ホワイトサンド・ストリート孤児院の冷たい監視者の下での終わりのない労働だった。だが、姉のドロレスの助けを借り、段々と斧の重さにも慣れていき、そのうち薪割りは彼の趣味になった。
間もなくして、教会が孤児院を引き継ぐことになり、子供達はもう辛い労働をする必要は無くなった。ところが、ロビーにとっては少し不満だった。姉はもう街に出て物乞いをする必要はなくなったし、シスター達はみんなに暖かいスープを提供してくれる。結果的には、彼と彼の姉の生活は良くなりつつあった。それに比べたらロビーの小さな趣味なんて ———
これが「泣き虫」ロビー・ホワイトの、最期の思い出。
気づけば彼はネズの木の下で目を覚ましていた。しかし、そこには彼の姉も孤児院も存在していなかった。
誰がこの哀れで不運な男の子を責める事ができるだろうか?いや、できるはずもない。
なぜなら、彼は自分の首すらも失ってしまったのだから ———
この先ゲーム内における他のキャラクターの「背景推理」のネタバレも含みます。
1.宝物 | あなたの幸せこそ、私が最も望んでいる苦しみだ。 |
---|---|
日記1:ロビーは何が起こったのか、理解できていなかった。彼はずっとパパとママがどこにいったのかを聞いている。私は彼に答えることができない。いろんな答えを考えたけれど、どれも口には出せなかった。姉失格だよ、ドロレス。 | |
2.偽善 | 彼らの言葉など聞かなくていい。彼らの行動を見て。 |
写真:片腕を失った女の子が人群れの中に立ち、壁に「お家、スイートホーム」と書かれた垂れ幕が掛かっている | |
3.曙光 | 希望は人間に力をもたらす。たとえこの希望が、永遠に希望でしかなくとも。 |
日記2:マクガレン先生がこの孤児院を引き受けてくれた。医者と看護師はいつも急ぎ足で廊下を歩き回っている。でも、修道女と神父たちはとても親切だった。私たちは毎日祈祷し、マクガレン先生の部屋掃除を手伝った。これなら、私たちの暮らしも少しずつよくなるかもしれない。それに、ロビーが斧を引きずっている姿が面白い。 | |
4.薬の処方 | 脅かしと恐怖は治療の一部だ。 |
『水療法』:水は生命に秘められた暴力と極端な成分を洗浄できる。冷たい水で持続的に患者の頭部を洗い流すと、彼らの狂った脳を落ち着かせることができる。注意すべきなのは、この治療法には最低1名かそれ以上の医療スタッフが必要であることだ。一通り終えたら、寒さを取り除く薬湯を用意することを推奨する。 | |
5.聖人 | 本物の天使は必ずしも天使ではない。 |
日記3:医者たちはいつも傷寒発熱をめぐり、どの処方が一番効果的なのか、それをどのように予防するかを議論している。今の私たちにはパンや牛乳、新しい本、清潔な服が次々と提供されるようになった。ロレーヌ修道女は、これが患者にとってごく普通の待遇だと言っていたけれど…何もかもが恵まれすぎていて、私は少し不安になった。 | |
6.秘密 | みんなが良識を持っている。 |
でも、もしみんなの良識が違っていたら? | |
7.門限の時間 | いい子は時間通りに寝る。 |
日記4:ロビーはまた門限の時間が過ぎた後に窓から潜り込んできた。その窓のネジは少し抜けていて、彼は落ちてきた窓枠に指を切られそうになっていた。ねずの木の物語はもう数えきれないほど繰り返したというのに、彼はまだ聞き飽きないらしい。彼が必要なのは、誰かに付き添ってもらうことなのかもしれないとロレーヌ修道女が言っていた。どうして私たちは離れないといけないのかと彼女に聞いても、彼女はため息をついただけで、答えてはくれなかった。 | |
8.ねずの木 | 私はあの窓を直すべきだった。全部私が悪いんだ。 |
日記5:ロビーはねずの木が大好きだ。もし、あの物語が現実になればどんなに良かったか。 | |
9.良識 | ロレーヌ修道女は、自分ではどうすることもできないと謝っていた。 |
新聞の切り抜き:一名の患者が制御を失い、ホワイトサンド精神病院に多数の死傷者を出した。幸い、この患者は逃亡を試みなかった。これらの機関が城内で運営することを許すべきか、地元住民は考えを改めることにした。 |
記念日タスククリア
デロス男爵への手紙
尊敬なるデロス男爵:
精神病学領域の専門家として、あなたはずっと私に医療上のアドバイスを共有してくださいました。
この度筆を執ったのは、鑑定を一つお願いしたいからです。
もしよろしければ、ホワイトサンド精神病院に足を運んでいただけたら感激の至りにございます。
ボランティアの方からの告発状を受け取った後、私はホワイトサンド精神病院内には恐ろしい誤ちがあると察しました。
この手紙では書けないし、書くべきではないのですが、今日院内で起こった「事故」のせいで、私は全く寝付けなくなりました。
私は机に向かい、何度も自分に問いました。果たして、神のご意思に従えているのか?と。
私はかつて、この精神病院は私の家庭だとあなたに話しました。
秩序ある、友愛に基づいた和やかな家庭の中でなら、子供たちは両親に絶対的な信頼を寄せ、従うものです。
そんな子供の苦しみを親はどうして無視できるでしょう?
ヤコブの手紙2:17に書いたように、「信仰も、それと同様に、行いを伴わなければ、それだけでは死んだものと同然」。
また第九戒にも、「偽りの証言をして、身近の人に害してはならない」と書いてあります。
私は自分が子供たちの両親であると思っております。
彼らの境遇や、その身に降りかかる苦難を無視できません。
あなたの安全を確保し、再診計画を順調に行うために、私はスポンサーとしてあなたをデューク神父に紹介します。
返信をお待ちしています。
お元気で
ロレーヌ修道女
補足
「デロス男爵」はマーサ・べハムフィールの誕生日タスクにも登場。
狂眼に廃墟だったエウリュディケ荘園の改築を依頼した「デニス・デローズ」という人物がいるが、これが宛先である「デロス男爵」かは不明。
デニス・デローズの場合、安全を確保という言葉からこの手紙が出されたのは、デニスが暴徒により家族を失った前後時期と推測できる。
「デューク神父」は泥棒の背景推理などにも登場。
孤児院を買い取り、精神病院の運営責任者になるなどかなりの資産家と思われる。