見捨てはせぬ、実の父に捨てられた兄弟を!!
フドウとは、漫画『北斗の拳』に登場する人物である。
人物像
南斗五車星の一星「山」の拳士。
南斗五車星は南斗108派には含まれず別個の存在として南斗最後の将に仕える。
心優しき大男で多くの孤児を引き取り、父親代わりとして育てていた。
かつては親を知らず人の命の重さも知らずに育ったが故に、人の命を虫ケラとしか思わず、「鬼のフドウ」、「悪鬼のフドウ」と呼ばれた暴虐の限りを尽くしていた。
修行時代のラオウですら一睨みで恐怖を覚え、一歩も動けなかったほどである。
しかし、幼い頃のユリアとの出会い、ユリアに「母」を感じ、彼女が守った母犬から生まれた子犬を自らの手に乗せられたことで、手の上で息づく子犬の姿や息吹に命の儚さ・暖かさを知る。
その後は武具を封印し、万民に愛される善人へと改心して五車星の一員として南斗六聖拳最後の将に守り仕えた。
ケンシロウとラオウの2度目の対決でラオウは恐怖を覚え、この恐怖を捨て去るためにかつて自分に恐怖という感情を植え付けたフドウの村を襲撃し戦いを挑む。
フドウは封印していた武具を解き、鬼神となって守るべき存在のため、奮戦する。
このフドウ汚れなき命のために鬼神となって戦おう!!!
戦闘スタイル
フドウも所属は南斗聖拳であり手刀で暴漢を真っ二つにした場面もあるが(アニメ版では「五車山峨斬」と命名されている)、悪鬼時代から圧倒的な体躯から繰り出す力押しの闘い方が主流である。
関連タグ
北斗の拳 南斗聖拳 南斗五車星 ケンシロウ ユリア ラオウ リン バット シン 父親
南斗五車星のメンバー
海のリハク
山のフドウ
雲のジュウザ
炎のシュレン
風のヒューイ