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ぬ~べ~の編集履歴

2011-11-01 18:27:41 バージョン

ぬ~べ~

ぬーべー

週刊少年ジャンプに連載されていた漫画『地獄先生ぬ~べ~』の通称、および主人公鵺野鳴介の愛称である。

「俺の生徒に手を出すな!!」

(cv.置鮎龍太郎)


概要

 本名は鵺野鳴介(ぬえのめいすけ)

 童守小学校で教師を勤めており、5年3組の担任を任されている。『ぬ〜べ〜』は5年3組の生徒たちからの愛称であり、ほかの教師やなじみの薄い生徒たちからは普通に「先生」や「鵺野先生」と呼ばれている。(あえて「先生」と呼ぶ人たちもいる)

 普段はおおらかな熱血教師だが、その正体は人の世に巣くう魑魅魍魎から子供たちを護る霊能力教師であり、生徒たちに危機が迫れば命をかけて守り通す"正義の人"である。


外見

 ぼさぼさの髪に特徴的な生え方をしたゲジマユ、顔はけっこう男前だが、凄んだり真剣になると強面になる。

 服装はワイシャツに黒いスーツ(ほぼこれだけ)、そして左手に黒い手袋を常につけている。

 ワイシャツは腕まくりしていることが多い。


性格

 普段は温厚で気さく。真面目だがユーモアもあり、なにより子供たちをはじめ、弱い者の立場になって物事を考えられる優しさと正義感を持つ。ときに頑固になりやすくもあるが、最終的には様々な事に気づいて納得できる柔軟さもある。

 真面目なときはイイ男なのだが、けっこうドジを踏んで三枚目なことをしていることが多い。

 欠点としては優柔不断なこととスケベなこと。特に自身の女性問題などでは、優しさゆえに相手を傷つけまいとして優柔不断になり、余計にあたふたとしていまうことが多い。


能力

霊能力

 非常に強力な霊能力をその身に宿している。

 霊感知、霊視、経文や術具による攻撃、さらには密教や修験道の様々な奥義の修得など、並の霊能力者を凌駕する霊力量と資質を兼ね備えている。

 ピンチになると、さらに通常以上の強力な霊力を発揮する。

 少年期は、この力をコントロールできずに悪霊に憑依され、よく霊症(霊的存在による疾患)にかかっていた。同時に学校でもイジメの対象にされていた。のちにコントロールできるようになってからは、恩師である美奈子先生の影響から「霊能力で子供たちを護る教師」を目指すことになる。


鬼の手


 ぬ~べ~の代名詞ともいうべき最終兵器。

 過去におこなった除霊で対峙した地獄の鬼をその左手に封じており、自身の霊能力だけでは対処できない強敵が出現した場合に、その封印を一時的に開放する。

 形状は自身の手より一回り大きく、筋肉の繊維ような紋様と腱のような筋が走っており、爪は濃いシアン(もしく緑)である。

 その威力は凄まじく、たとえどれほどの妖怪であろうと、ほぼ一撃で消滅させることのでき、よほど堅牢な外殻などを持つ相手でないかぎりは確実なダメージを負わせることが可能である。


 こうした攻撃面以外にも、相手の記憶を読み取ったりちがう二人の人間の記憶や思いを通じ合わせたりという応用が可能。妖怪などの霊的な存在に霊力を分け与え、彼らの傷や体力を癒すこともできる。

 また、ぬ〜べ〜自身の霊力を底上げする作用もある。


 ただ、本来は鬼そのものであり、当人の霊力が落ちて封印が緩くなったり、何かしらの原因で鬼の力が強まると、暴走して肉体を浸食しはじめる。(原作の終盤ではなくなった)


 なお、本来の左手は鬼を封じたときの除霊でぶっ飛んで喪失している。(アニメ版では健在)


その他

貧乏

 ぬ〜べ〜といえば"貧乏"というほど、幼少期から貧乏。

 社会人となってからも変わらず、主な原因は事件解決後に生徒たちラーメンちゃんぽんをおごるクセがあるため。他にも鎮魂碑の施設などといった除霊のアフターケアも実費であるため、貯金の残高が3000円というのも珍しくない。ついでにパチンコも好きなので、こっちで浪費することも少なくない。

 ようするに金銭面がかなり無計画なのである。

 服装が常にワイシャツと黒のスーツなのはこの貧乏が原因であり、主食は基本的に安くて腹にたまるということでカップラーメンがほとんどである。


機械オンチ

 ものすごい機械オンチ。

 どれくらいかというと、自動車はハンドル握って1分持たずに事故る、家庭用ゲームの格ゲー開始1秒で自分から場外K.O.したりRPGでもフィールドでまともに前にも進めないなど…。

 描写としては少ないものの、本人も嫌というほど自覚はしているようである。


モテない

 男前だが全くモテない。

 これについて当初は読者側からの批判もあった(ぬ~べ~は一貫して作品の読者人気をほぼ一身に受けていた)が、作者曰く「幽霊の話ばかりするのでモテない」という解説がなされた。

 事実、女性をデートに誘おうとしたりするシーンでは、大抵ろくな口説き方をしていない。趣味などが仕事に発展したの典型例といえる。

 ついでに、あまりデリカシーというものもない。

 ただしオカルト話に動じない女性からは人気があり、ゆきめ、速魚、まみなど何気に数々の女性を虜にしている。また律子からも次第に好意を持たれるようになるが最終的にはゆきめとゴールインしている。


家族への憧れ

 ぬ〜べ〜を語る上でもう一つ重要になるのが、家族愛への憧れであろう。

 鵺野一家は貧乏ながら幸福な家庭で、父親もぬ〜べ〜と同様にやさしく有能な霊能力者であった。

 しかし、あるとき母親が病気を患い、危篤状態となってしまう。必死に妻の病を治そうと奔走した父親であったが、貧乏が災いしてしまい、誰も彼らを救おうとしなかった。

 結果、母親の死後にぬ〜べ〜の父親は性格が豹変し、金の亡者となって家を出奔。幼くして孤独な身の上となった。

 こうした経験から、表には滅多に出さないものの、家族への憧れは人一倍強い傾向にある。

そして文庫版書き下ろしの後日談で、憧れていた家族愛に恵まれた生活をしていることが明かされた


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