概要
腕まくりとは、衣服の着こなしの一つである。
解説
長い衣服の袖を、折り返したり巻き上げたりすることで、本来の袖の長さを縮めること。
おもに暑さをしのぐため、袖が作業で汚れるのを防ぐため、水仕事で袖を濡らさないため、袖を作業中にどこかしらへ引っかけないため……、などにおこなうことが多い。
また文章表現として、力仕事など肉体的な労働に対して積極性を見せた際の表現に、【腕まくりをする】と表すこともある。
イラストにおいては、ワイルドさ、生活感を表現できる(姉御肌な女の子にも似合う)。萌え絵でチラリズムを表現する場合もある。
パターン
肘・二の腕までまくる
最も一般的なパターン。
手首の下で止める
書き物や読書など手先の仕事や、リラックス時に手首を解放する意味で。
半袖をまくる
夏場やスポーツの場面でよく見かける。
和装の袖をまくる
和服の場合、襷掛けで余った袂(たもと)を胴体に密着させる必要がある。