大正時代から昭和時代初期にかけての世俗。特定のキャラクターが好きでたまらない気持ちや、大いにひいきにしていることを表す。
社会的には、現在で言う「萌え」や「キャラオタ」の果たす役割に近いが、当時の社会風俗を反映して性的なニュアンスがかなり薄い点で、萌えとは異なる。
語源
大正から昭和初期にかけての日本で流行った少女小説(今でいうライトノベルに近い)のファン層やその言動を揶揄して言った言葉。
少女小説の主役キャラに、名前が「み」で始まる人物(「みさこ」とか「みどり」とか)や「は」で始まる人物(「はるこ」とか「はつえ」とか)が多かったことに由来し、そのような少女小説のファンである少女たちのことを「みいちゃんはあちゃん」また略して「みいはあ」といった。
つまり純日本語であり、決して英語の「me」「her」ではない。