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雷の律者の編集履歴

2020-11-18 14:38:05 バージョン

雷の律者

かみなりのりつしゃ

miHoYo(中国)のスマートフォンアプリ『崩壊3rd』に登場するキャラクター。 雷電芽衣の哀しき決断。

※警告※

この記事は『崩壊3rd』ストーリーに関連する重大なネタバレを含みます!!






















覺醒の闇雷

「未来への道は……独りで歩いて行くわ」


概説

miHoYoのスマートフォンアプリ『崩壊3rd』の雷電芽衣の変身形態。

運命への抵抗を試みた少女が行き着いた、残酷な現実に挫かれた悲壮な成れの果て


第三律者「芽衣」

第二次崩壊でシーリーンに生み出された疑似律者コアの一つは、ネゲントロピーによって保管されていた。

それを技術部と牽制し合う急進派が、経済スキャンダルで窮地に立たされたME社の令嬢である芽衣に目を付け、雷電龍馬の名誉回復をちらつかせて崩壊実験の被検体に仕立て上げる。


結果、芽衣は疑似律者コアと適合し、急進派の目論見通りに雷の律者へと覚醒。

ところがその力は陰謀者たちの目算をはるかに超えるものとなり、第三次崩壊まで発生させて極東の長空市を壊滅に追いやってしまう。

そこに芽衣と親交を深めていたキアナ・カスラナと、長空市の異変に気付いた天命組織極東支部「聖フレイア学園」の対崩壊作戦部隊が介入し、芽衣を完全覚醒する前に取り押さえることに成功する。


その後、事情を知った聖フレイア学園は天命組織本部との交渉の末、芽衣を聖フレイア学園の生徒として受け入れ、監督することを決定する。

そのため芽衣の心臓には超小型の高性能爆弾が移植されており、万一に律者コアが再動して人類の敵として立ちはだかるときには、速やかにその脅威を取り除けるよう図られている。

この爆弾には律者コアの波長を抑制する力もあり、不用意に律者コアが目覚めることも抑止している。

芽衣自身もこれを承知しており、最悪の事態には決して躊躇しないよう覚悟を決めている。



失墜する雷電

天命組織本部での空の律者との決戦後、芽衣は天穹市で行方不明となったキアナの捜索に志願した。

紆余曲折を経てキアナとの再会を果たした芽衣だったが、そこにあったのは運命と戦う覚悟を決めて一人の戦士として成長した“自分の知らない”キアナだった。

さらに天穹市はヨルムンガンドの崩壊実験によって戦略級の崩壊爆弾の炸裂の危機にさらされ、一刻の猶予もない事態へと追い詰められてしまう。

この危機にキアナは「空の律者」としての力を自分で扱える限界まで行使し、起爆した爆弾を虚数空間へと転送して天穹市を救い出す。

だが力を使い過ぎたキアナは天命組織に捕縛され、アフリカにある天命組織の実験場へと移送される。


それから数ヶ月後、芽衣の故郷である長空市で再び高出力の崩壊反応が検出される。

そこで芽衣とキアナは、思い出に呼ばれるかのように再会を果たす。

キアナの体内で彼女を蝕んでいた「雷の律者コア」は取り除かれ、再び芽衣の下に帰ってくる。

だがキアナの肉体は限界に達し、食いしん坊だった少女は既に味覚を失いかけていた

再び運命の課す試練にさらされた芽衣の前に、ワタリガラスの手引きでヨルムンガンド盟主ケビン・カスカラナは、雷の律者の引き渡しを条件として、キアナの治療薬の提供を持ち掛ける。

キアナの延命と裏切りの呵責に迷う中、運命は容赦なく二の矢を放った。


長空市の崩壊現象は収まる様子を見せず、とうとう大規模な崩壊現象を巻き起こした。

空の律者の力で崩壊現象の制止に向かおうと、ベッドを抜け出したキアナを追う芽衣。

もう失うのは嫌だ、この友情を二度と放したくない。

焦る思いとは裏腹に、崩壊現象で空いた次元の穴から謎の機械人形(虚樹の残骸-ニヒリズム)が襲来し、芽衣へと牙を剥く。

時空断裂を自在に操り、難解な行動パターンで翻弄するニヒリズムに対し、手も足も出ずに翻弄され、ついに力尽きる芽衣。


薄れゆく意識の中、少女はただひたすらに自身の不運と挫折を嘆いた。

足掻いても足掻いても、運命は彼女に立ちはだかり、大切なものをことごとく奪い去っていく。


どうして私ばかり――


その刹那、天命組織本部での戦いで自分へ力を貸した律者コアが問いかけ、一縷の望みを指し示す。

それは本来は決してあってはならない選択肢。

だが――

それで愛する彼女を生き長らえさせられるのなら。

もう運命と戦わせないよう、今までの笑顔を取り戻せるなら。


もう、何でもいい――


雷の律者


画して、芽衣は全てを諦め、すべてを受け入れた

「雷の律者」へと完全覚醒した芽衣は、ニヒリズムを圧倒的な暴力で粉砕。

ニヒリズムによって倒された審判型崩壊獣ベナレスの亡骸を自身の律者コアの因子で染め上げ、自らの従僕「倶利伽羅」として新たな命を吹き込んだ。

ニヒリズムを討った勢いのまま、芽衣は倶利伽羅を駆って崩壊現象の根源である次元の裂け目へとたどり着き、崩壊現象の原因となる崩壊獣を殲滅、崩壊現象を食い止めることに成功する。


だがその結末に納得できない者もいた。

キアナは何もかもを自分勝手に背負い込んで失墜していく芽衣を止めるべく、回復しきらない身体を押して食い止めに掛かる。

それでも冷徹に、心を凍て付かせて芽衣はキアナを圧倒する。

運命と向き合う者と運命に背を向けた者。両者の問答は干戈を交えるごとに熱く、虚しく、痛ましく、雷雨の中で消えていく。

遂には律者の能力をぶつけ合う熾烈な戦いとなるが、病み上がりのキアナでは芽衣の凍った心を砕くことは敵わず、とうとう芽衣はキアナの手を振りほどいて飛び去って行った。

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