概要
6期鬼太郎の第89話「手の目の呪い」で初登場。
わかりやすく言えば、人間が妖怪を取り締まる法律であり、主に妖怪テロリストが対象となる等、石動零の思想を国規模に拡大させたようなものである。
『妖対法』は通称で、草案では「妖怪による不等な行為の防止等に関する法律」となっていた。
元ネタはおそらく、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」=『暴対法』だと思われる。
当初は専門家会議メンバー暗殺や、犯人の自爆テロに恐れをなした専門家が相次いで辞退した為、実現には至らなかったものの第95話「妖怪大同盟」ではとうとう制定される事となった。
バックベアードが街1つを壊滅させた事件が制定のキッカケとなったが、妖怪を憎む小野崎美琴を筆頭とした民衆の反妖怪思想が制定の後押しをしていた。
妖怪から人間を守ると言えば聞こえはいいものの、実質的に人間社会における差別対象が増えるだけで根本的な解決にはならず、むしろ妖怪側の反感を強めてしまい、第二次妖怪大戦争へと繋がる事となった…。
影響
バックベアード爆弾という世界終了の危機や、鬼太郎の奮闘とねずみ男のネット演説により第二次妖怪大戦争は何とか終結したが、10年後のシーンでちゃんちゃんこと同じ柄の壁で隔離された区画に妖怪が出入りしていたり、その区画の「政府管理区域 関係者以外立ち入り禁止」の看板が落書きで「関係者は立ち入り禁止」にされていた事から、人間と妖怪の間に出来た溝がなかなか埋まらないことが窺える。だがそのうちなくなるようにも見える。
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6期鬼太郎 ゲゲゲの鬼太郎 総理(ゲゲゲの鬼太郎) ぬらりひょん(ゲゲゲの鬼太郎)