CV:宮川美保
概要
『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』に登場するゲームオリジナルのキャラクター。
見た目は清楚なお嬢様風の女性であるが、MS操縦をはじめとして様々な事をそつなくこなせる、皆のお手本となるような才女でもあるようだ。
パイロットとしての初期能力があまり良くない上、オールドタイプということもあって戦闘要員として見ると少々弱め。
反面、パイロット専業メンバーが苦手とするブリッジクルー能力がそこそこある為、どこに置いておいてもそれなりの仕事がこなせるのが長所。
汎用性を長所と見るか、器用貧乏と見るかは人によりけりだが、何よりスカウト費用が安い事もあって、初期のうちはチームに加えても決して損はないだろう。
NEO〜ポータブルには出演できなかったが魂で復活。初期値こそ低いものの序盤〜中盤の成長率が非常に高く、早期にスカウトできればラストステージまでならマークやエリス以上のパイロットとなり得る。
WARS
WARSでは操舵手としての才能を開花させた他、グラフィックが大きく変更になり、可愛らしい敬礼ポーズを取っており、大きく印象を変えた美人さん。
初代Gジェネから居ることもあり、結構人気キャラの模様で、pixivでもイラスト点数が多い。同性愛のイラストが非常に多い…。
WORLD
ワールドでは『エリート(ユニットに入る経験値が上昇)』と『練達(地形適性が全て1段階上昇、適性が無い場合は無効)』を覚えられる為、パイロットとしての適性が大いに上がっている……相変わらず覚醒は成長しないけど。
また、ゲームオリジナル女性キャラ共通のスキル『戦場の女神(攻撃力と射撃値アップ、特定機体だと効果が1.5倍)』も習得できる。
続編のオーバーワールドでは、リーダー時に毎ターンチームユニットのHPを回復させる『祈り』を初期習得している。戦闘メンバーとして見ると珍しいが、同作で追加された強力な新機能『マスタースキル』とは併用できないのもあって、マスターに据えるにはやや不向き。
特殊連携でシェルドから『マリア姉さん』と呼ばれ、プレイヤーを驚かせたが、これはワールドで声優が変更になったキャラクター限定でのネタ分の強いかけあいのようで(この場合はVガンダムのクロノクル・アシャーの台詞のオマージュ)、ワールドでも続編の3Dでもプロフィール等に一切の説明はなかった。オーバーワールドの攻略本のインタビューに於いて、「クロノクルに『マリア姉さん』と言わせたかった」と言う回答がなされており、他キャラクターでも見られる、再現できない事柄の代替としての可能性が高い。
OVERWORLD
3Dにおいてはシェルドとの連携アニメが削除されてしまったが、続くオーバーワールドで復活し、同じ会話内容の連携アニメが機体違いでもうひとつ追加されている。
またエターナやレイチェル等とともに、オーバーワールドでプロフィールが追加・更新されたGジェネオリジナル勢の1人である。追加部分には『大切な人を救うために無茶をすることも多い』と言う一文が存在する。しかし対象が誰であるかは相変わらず語られていない。シェルドの方もプロフィールに一部記述が追加されているものの、やはりそちらにも明確な記述はない為、あくまでもプレイヤーの想像に委ねられる。
上記のマリアとシェルドの関係だが、実姉か義姉かの捉え方はユーザー次第であるが、多くのユーザーの間では実の姉、弟(姓が違う事から異父or異母兄弟?)と捉えられる見方が多い。
GENESIS、CROSSRAYS以降
オーバーワールドからの大切な人のプロフ追記に、ネット上でマリアファンの論争や不満の声も当時多く上がっていた(どのような対人関係なのかあくまでプレイヤーの想像だが)。
ジェネシスからクロスレイズにおいてマリアとシェルドの連携の掛け合いは削除された(別キャラでは一部残された支援連携もある)。
当時、オリジナルキャラの特定の男女の連携に対し、不評や不要論の声もネット上に多く上がっていた事や、マリアを大事にされてるユーザーへの、開発側からの配慮で削除された可能性が高い。
その一方で、初期値がシェルドの射撃・格闘と反応・守備を入れ替えて他は性格以外全く同じという能力上の共通点があったりする。
クロスレイズでは初期値こそ0であるが、覚醒値も伸びるキャラへと変わった。
また、最終的にはGジェネオリジナルキャラで、シェルドと並び1位タイの指揮値を誇るようになり、マスターユニットやリーダーに適する人材になった。なおスタッフが狙ったかどうかは不明だが、成長傾向と最終能力値はシェルドとほぼ同じである。