ガンダブー
がんだぶー
概要
ゾロリの知り合いの科学者・ブーデル博士が開発した災害救助用巨大ロボット。
全体的には白をベースにし、所々に赤や青、黄色がアクセントで入っている。
頭は富士山を思わせる形になっている。
...というか、名前とカラーリングで勘のいいファンならお分かりかもしれないが、ハッキリ言って姿形は完全にアレである。
3人乗りで、動力は博士が長年研究しているおならエネルギーを使用している。
動かすには3人のおならを発するタイミング、出力、量等を完全に一致させる「ブーモナイズ」を行う必要があり、これが1%でもずれると機体は一切動かない。
機体には博士が開発した「10倍おならが出るサツマイモ」を格納するスペースがあるが、重量制限の都合上から往復ギリギリまでしか載せられない。
両脚にコックピットに通ずる梯子があり、武装が全く積んでいないため戦いに向かない。そのため足底にある噴射口を使って戦う必要がある。
プロトタイプとして後述する「ジャスティスガンダブー」があるが、4人いなければ操縦不可能というピーキーな仕様になっているためお蔵入りになっていた。カラーリングは赤く塗られている。
活動歴
夫で宇宙飛行士のグレイと共に宇宙船「マニイ号」で新婚旅行に行くも、エンジントラブルで帰れなくなってしまったマニイを助けるべく、博士が完成したばかりのガンダブーをゾロリ達やかつて共に地球を救ったおなら名人のブリオ・フレディ・ダンクに託した。
しかし、この時イシシはゾロリと喧嘩別れしてしまっていた為、嫁の作った料理で幸せ太りしてコックピットに入れないブリオやスキージャンプの大会から向かっている最中のダンクを省いた面々とゾロリとノシシらで起動実験を繰り返すも、中々ブーモナイズは成功しない。
しかも、小惑星への着陸に失敗したことでマニー号は大破し、食糧を大幅に失って節約しても残り3日しかもたないという危機的状況に陥ってしまう。
時間だけが過ぎていく中、テレビでイシシの捜索願を知ったローズがイシシを連れて来たことで漸くブーモナイズが成功。
翌日にはゾロリ一向によってマニー号救出の為宇宙へと飛び立ち、捜索の末に小惑星に食い込んでいるマニー号を発見した。
途中、イシシがマニー号を切り離す為の爆弾を宇宙動物・バリガリの巣穴に落としてしまうトラブルこそあったものの、イシシに助けられこっそり乗り込んで着いてきていたネズミの少年のマウルが爆弾を回収したことで漸くマニー号を救助することに成功する。
しかし、地球への帰還途中バリガリの親がマニー号に付着したままになってしまう。
一度はイシシとノシシのおならで撃退するものの、ゾロリの尻尾を挟んで離さなくなってしまい、ゾロリはそのまま宇宙の大海原に消えた...
....かに思われたが、偶然付近を新婚旅行中だった宇宙人のお姫様にゾロリは救われ(?)再びガンダブーはゾロリ一向の手で再起動した。
あとは地球の大気圏への突入するのみであったが、この時マウルが乗り込んだ際に重量オーバーを防ぐために芋を一つ地球に捨ててきてしまったことで芋のストックが無くなり、ブーモナイズが出来なくなってしまう。
逆噴射で衝撃を和らげることも出来ず、そのまま強大なGでマニー号諸共崩壊の危機に陥るが、間一髪のところでビートとおなら名人3人が操縦するジャスティスガンダブーと宇宙用に改造されたロボブースターに乗ったローズの部下のルドジが救援に駆け付け、全員無事に帰還できたのだった。