声:早見沙織
概要
表向きは電機メーカー会社で極秘裏に諜報活動を行うとある秘密会社に勤めるネコの女スパイ。登場作品は「なぞのスパイとチョコレート」と「なぞのスパイと100本のバラ」。
あらゆる任務を全うにこなすクールビューティーで、パートナー兼部下にルドジを率いる。また、謎解きといった頭を使う事はあまり得意ではないのがアニメオリジナルエピソードで明かされている。
冷静沈着な反面、ルドジに振り回される等、苦労人な一面もある。
バラの髪飾りはピックにもなり、鍵開けなどに使っている。
ヒールブーツを履いている事を考慮しても長身であり、何気にゾロリよりも背が高い。
上述の通り原作は2回のみの登場だが、テレビアニメ『もっと!まじめにふまじめかいけつゾロリ』では準レギュラーとしての扱いをされており、妖怪学校の先生やブルルといったシリーズ初期から登場しているキャラクターを除けば、オリジナルキャラのビートに次いでルドジと共に出番が多い。
…はずだったが、第2シリーズの「きょうふのドッジボール」にてルドジが単独で出演したことにより順位が逆転してしまった。
主な活躍
原作
なぞのスパイとチョコレート
怪しい組織カメレオーネ一味が経営する会社に潜入し、金庫に隠し持っていたマイクロチップを盗み出すも、厳重なセキュリティに手間取っていたため見つかってしまい、その逃走中にゾロリ達に助けられる。
その後、チョコの中にマイクロチップを隠し、ルドジに回収させようとするも、手間取ってしまい、 更にマイクロチップごとゾロリに食べられてしまったが、幸いにも歯にはさまっていただけだっため、無事回収し、任務を完了した。
なぞのスパイと100本のバラ
盗まれた秘密書類を取り戻す任務の最中に捕まってしまうが、侵入してきたゾロリ達が見張りと取っ組み合っている間に逃げたした。その後秘密書類を取り返し、ルドジも捕まったゾロリを救出した。
ロボット大さくせん/とべ! ガンダブー
原作では本人達は登場しないが、付録の新聞記事でスパイの求人を張り出しており、なんと宇宙文字でメッセージを記している。
アニメでは大金持ちのマニイが夫で宇宙飛行士のグレイと共に宇宙へ新婚旅行へ出かける様子をテレビ越しで見届けるも二人の乗った宇宙船がエンジントラブルで故障したのを知り、上層部からの命令で救助のために奔走する。
そして、ブーデル博士がゾロリ達とケンカ別れしたイシシを捜すためにテレビで捜索願を出したのを聞きつけてルドジと二手に分かれてイシシの捜索へと向かい、河原で彼を発見してブーデル研究所まで送った後は遠くからガンダブーの発進の瞬間を見届けた。
ビートも独自にイシシを捜索しているも、空回りしていた。
アニメ
ばくそうカーレース
原作にもあったニューヨークでの任務を終えて既に帰国しており、誰でも参加可能な「グレイト爆走カーレース」にて国家機密情報の取り引きが行われるのをキャッチしてルドジと共にレースに参加(ゾロリ達には「スパーッとイカしたレースがしたい」とごまかした)。しかし、取引相手がレースの参加者ではなく中継のヘリコプターにいた事を知り、引き渡した相手を追跡して見事に情報を取り返す。その後、悪党と誤認したビートに行く手を阻まれるも搭乗していたマシンの特殊機能により一時撤収する。
うちゅう大さくせん/しじょう最大のレスキュー!
上述のガンダブーの発進を見届けた後は開発室をルドジに任せ、「ヘクサより派遣された研究員」に成りすましてブーデル研究所に出入りし、ガンダブーのオペレーターを務めた。
映画
ほんの少しではあるが再登場。ルドジと一緒にスパイの任務についており、双眼鏡で何かを覗いていた。
余談
実は『かいけつゾロリ ちきゅうさいごの日』の原作版におなら名人の一人である、レオナルド・ブリオの妻として同性同名のキャラクターが登場しているが、アニメ版ではそちらは「リーズ」に改名されている。
関連動画
関連タグ
かいけつゾロリ スパイ ブラックヒロイン バイオレットヒロイン
ネリー:ローズと同じくアニメでは出番が多い原作キャラ。これまたもっと!まじめにふまじめかいけつゾロリ以降にオリジナルの出番を多数持つ。