概要
イングランド北西部ノーサンバーランド周辺で伝承される、鎖を引きずった有角で赤目の黒犬姿の邪妖精でヴァーゲスト、バージェストとも呼ばれる。
真夜中や霧が濃い夜に現れ、見てしまった者は親しい者が死ぬとされ、王などの重要人物が死ぬと吠えまわるという。
元々は邪悪な精霊全般を表していたようで、首無し男や熊にも化身でき、ブラックドッグとも同一視されている。
黒犬とされるようになったのはシェイクスピアの『マクベス』において、魔女の台詞にある「地獄の女神ヘカテーの猟犬たち」という一説の影響であるといわれる。
登場する創作
五本脚の蜘蛛のような格闘戦特化型のバーサーカー。