概要
BLEACHに登場する敵組織十刃の1人、ヤミー・リヤルゴの部下である従属官。
『髑髏面を被った小型犬』の姿をしており、名目上は部下と言う扱いであるが、描写を見る限り完全にヤミーのペットである。
実際、従属官の中ではリリネットを抑えて最弱、破面は愚か虚と比較しても戦闘力は皆無(そもそも戦闘描写すらない)。
但し、余りの存在の小ささから、周囲に漂う霊気を取り込むだけで存在の維持が可能と、見方によっては破面の中で最も無害な存在とも言える。
劇中では「弱いクセに心配するように自分に纏わり付く」姿がヤミーの癪に障り、ぞんざいな扱いを受けているかのような描写が目立つが、実際にはかなり大切にされていた。
そして、クッカプーロもヤミーを大切に思っており、彼が白哉と剣八に破れた時も側に寄り添い、クッカプーロの身を案じたハリベル達に連れて行かれようとしても、ヤミーの許を離れたくないが為に拒否し、その場に留まっていた。
プロフィールではヤミーとの誕生日が一日違い。これが生前の誕生日を指すのか、あるいは虚としての誕生日を指すのかは不明だが、これが前者だとするとクッカプーロとヤミーの核となった人物は、同時期に亡くなったと思われる。
一目見た時からヤミーが大切な人物に似ていると認識していた事、邪険に扱っているように見えたヤミーが、非力なクッカプーロを弱肉強食の虚圏の生存競争から守っていた等、作中では明言されていないが、非常に近しい関係にあった事が示唆されている。