概要
pixiv内では自動車がらみのイラストからか1.のフェンダーミラーが圧倒的に多い。
自動車のフェンダーミラー
ボンネット横のフェンダーに取り付けられた後映鏡。国内では1983年までボンネットのある自動車にはフェンダーミラー装備が義務付けであった(キャブオーバー型の自動車はドアミラー可)が、その後規制緩和により、製造コストが低く外見の見た目のよいドアミラーが主流となった。
が、タクシー(主に法人タクシー)や要人送迎用の乗用車、社用車などでは後映鏡がドアミラーだと左側確認の際に首を動かす必要があり、後席に乗っている人(乗客や要人)に対して聞き耳を立てているように見えたり、助手席に人が座っている場合にその人と話しているように見えて不快な思いをさせかねない為、フェンダーミラー車の採用が多い。
また、その用途に採用が多い車種は後映鏡にドアミラーとフェンダーミラー両方のラインナップがあるものが多い。
ちなみに、ドアミラーにある本体を畳む機能は無い(そもそも畳む機能自体不要)が、樹脂成型品になってからはドアミラー同様電動で鏡面の向きを調整する機能がついているものが多くなっている。
競技用車両では、首を動かす量が少なくなる、空力的に有利といった理由から、ドアミラーを外してフェンダーミラーへと変更しているしている車両もある。
2012年のRAYBRIG及びウィダーのHSV-101ではフロントフェンダーと一体化したフェンダーミラーが試験投入されている。
その他のメリットとしてドアミラーに比べ死角が少ない、車体からの飛び出しが少なく狭い道で有利、などがある。反面デメリットはミラーが離れているので濡れたり曇ったときにサッと拭けない、そもそも見える像が小さく情報量が少ない、歩行者保護の面で不利(衝突時に歩行者を傷つけるおそれがある)、などがある。
なお、日本で2020年現在フェンダーミラーが標準なのはジャパンタクシーのみである。
『秘密結社鷹の爪』のフェンダーミラー
『秘密結社鷹の爪』のテレビシリーズ第一弾に登場した某国将軍。鷹の爪団とは違い、世界を私物化するために世界征服を企んでいた。強力な超能力を持つ菩薩峠を兵器にするために拉致監禁し、アメリカすら降伏させるほどの強力兵器を保有している。しかし、最終話で鷹の爪団とデラックスファイターによって成敗される。
その後、『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE 総統は二度死ぬ』でサイボーグとして復活、あとの作品に登場する悪役が、弱小ベンチャーの鷹の爪団を危険視するときに引き合いに出されるなど、鷹の爪団と因縁の関係が続いている。
秘密結社鷹の爪MAX第37話では、フェンダーミラーの双子の兄、バックミラーが阿武隈博士たちに強制的にゾンビウィルスを作らせて世界征服に乗り出す。