データ
身長 | 60メートル |
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翼長 | 80メートル |
体重 | 5万トン |
飛行速度 | 大気圏内ではマッハ3・宇宙空間では亜光速 |
年齢 | 2億歳 |
概要
平成モスラシリーズ第3作目『モスラ3 キングギドラ来襲』にて登場した怪獣。
他作品の個体との差別化のためファンの間では通称「グランドギドラ」と呼ばれている。
デビュー作の初代以来の野生のキングギドラで、エリアス族からは「恐怖の大魔王」として恐れられている。
体長60mとゴジラと戦ったキングギドラに比べると小柄だが、顔付きは悪役怪獣らしく凶悪になっており、その上今までのキングギドラにはなかった数々の特殊能力を有している。
設定上の身長はキングギドラとしては小柄であるが、対戦相手のモスラがもっと小さいので対比ではかなり巨大に見える。
口からの引力光線が主な武器だが、その三つの首を揃えて引力光線を収束して放つトリプルトルネードという必殺技を持ち、他にも翼の爪から反重力光線も放って敵を攻撃できる。その一方で相手の攻撃を防ぐバリア展開能力まで備えている。
知能もかなり高く、視界に入った相手を瞬時に調べて操ってしまうマインドコントロール能力を隠し持っており、これでエリアスのロラを操ってモスラから引き離した。
2億年という悠久の年月を生きており、1億3千万年前に地球にやってきて恐竜たちを喰らって滅ぼし、現代では人間を獲物と見なして日本中の子供たちを餌にしようとした。
捕食方法も独特で、対象を任意の場所に瞬間移動させる事が出来る誘導テレポートを使って獲物となる生物を浚ってそれを自身の分身である生体ドームに集め、最後にはそうして捕らえた生物をドーム内から吹き出す溶解液で纏めて消化し、そのエキスを吸収することで糧とする。
今までのギドラはだいたい“誰かに操られる知能の低い怪獣”というイメージが強かったのだが、本作ではエリアス三姉妹の一人を操って手駒にする、敵の性質をすぐさま理解するなど高い知能を持つ点が特徴で、それはまるでキングギドラとしての最大の欠点を克服出来ただけでなく、今までの操り人形ぶりを取り返さんとしてるかのようでもある。
そのため、このキングギドラはデビュー作以来の野生のキングギドラであり、事実上初めての知能的なギドラと言える。
劇中での活躍
隕石に乗って地球に再襲来。富士山麓を縄張りとして前述の通り日本中の子供たちを餌にすべく片っ端から攫っていく傍ら街を手当たり次第に破壊していき、更には立ちはだかったレインボーモスラの攻撃も物ともせずに余裕で蹴散らすほどの戦闘力を見せた。
しかし、過去に跳んだモスラがヤングギドラを攻撃すると苦しみだし、ヤングギドラが倒されると同時に消滅する。所があろうことか千切れた尻尾から再生したことで復活を果たしてしまう。
復活後もしつこく子どもたちのエネルギーを狙って彼らを攫おうとするが、同じく生き延び1億3千万年の眠りを経て鎧モスラとなったモスラと再び対決。今度は逆にこちらの攻撃が全く通じず左の翼を切断された挙句、最期はエクセル・ダッシュ・バスターを受けて粉微塵となって完全に滅び去った。
モスラに切断された翼からまた新しいギドラが再生するのでは?と考察されることもある。
関連イラスト
関連タグ
モスラ 平成モスラ モスラ3 怪獣 キングギドラ デスギドラ モスラ3キングギドラ来襲 現代型キングギドラ ヤングギドラ 白亜紀型キングギドラ
JRセントラルタワーズ:建設中の状態で飛行しながら破壊している。ミニチュアではなく実景と石膏爆破の合成で再現された。